Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

車線変更できるできないを具体例で考えてみる

2023-01-12 15:59:08 | Weblog

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右隣の車線に移ろうとしたらその車線に他の車がいたという場面で、
自分が行けるか行けないかは
「彼我の距離と速度を測って判断せよ」などと
よく言われます。

正確には「彼我の距離と相対速度(自分と相手との速度差)」なんですが、
どうであれ、
仮免を取ったばかりの人がそれを判断するのは結構難しいものです。

そこで、パイロットアカデミーでは、
「相手が加速しているか減速しているかで判断せよ」
と教えることがあります。

例えば、自分が45km/hで等速走行しているとして、
A:30m後ろの車が30km/hから40km/hに加速した
B:20m後ろの車が60km/hから50km/hに減速した
というケースで考えてみましょう。

理屈の上では、
「彼我の距離」で見れば、より後ろにいるAの方が安全、
「速度」・「相対速度」で見ても、より遅いAの方が安全、
ということになりますが、
経験的に「B」の方が安全に車線変更できそうに思いませんか。
これが、
「相手が加速しているか減速しているかで判断する」ということです。

これは一つの例に過ぎませんが、
車は勝手に動いているわけではないのですから、
“物体(車)の運動”を観測するのでなく、
“人(ドライバー)の意識”を量る(漢字を使い分けてみました)のが
重要と言えます。

経験を積んでいくうちに、
相手ドライバーの表情が読み取れるようになってきますよ。


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