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2年前のちょうど今ごろ、
ある人(教習生ではない)から、
交通取締りの件で相談を受けたことがあった。
「一方通行逆走」でキップを切られたらしい。
一方通行の出口から自分の車を駐車している車庫まで
わずか50mほどのことだったそうだ。
その人の話では、
警察官が車庫前で待ち構えていて、
一方通行出口から入ろうとした時には何も動かずに、
車庫の近くまで進入してから呼び止められたのだという。
で、相談内容は、
違反点数を何とかしてほしいとでも言うのかと思いきや、
さにあらず、
かの警察官を告発したい、とのこと。
「一方通行を逆走する前に呼び止めるべきだった」
というのが彼の主張だ。
これには小生も、二の句が継げなかった。
確かに、一方通行を逆走しようとしたのに警察官が気付いたのなら、
その時点で注意してあげれば、違反行為自体が起きなかったろう。
でも、それは、「もし気付いていたとしたら」の話だ。
実際問題として、
逆走する前に逆走しようとしているのかどうかを判断するのは、至難の業だ。
そのため、逆走を現認してから動いたのも、無理からぬことと言えるだろう。
また、警察官が“待ち構えて”いた場所が、
一方通行の出口付近ではなくて、ある程度進入した先であったことは、
“点数稼ぎ”のように思えなくもない。
しかし、それを一般市民が指摘するならともかく、
つかまった人がそれを主張しても、
まるで「泥棒に入る前につかまえてくれれば…」と言っているようなものだ。
それと、ご本人には言わなかったが、
話しぶりから察するに、
どうやら、その一方通行を逆走して車庫に向かうのが日常的であったようだ。
それでいながら取締りの不当さを告発するのは、ちょっと厳しい。
相談者には、
「告発しても労ばかり多く、メリットは無いですよ」
と言って、お引き取り願った。
…とさ。
今年もこの時期(秋の交通安全運動が終わったころ)、
こんな相談が来るのかなあ…
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2012/09/30 23:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第17位です。
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