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カーブの出口や右左折直後にふらつく車を見掛けることがあります。
ふらつく原因は、「ハンドルさばき」に問題があると思いきや、
実は、「減速」と「加速」にあるケースがほとんどです。
まず、減速の問題。
進入速度が速すぎるとハンドルが追いつかないので車が曲がって行かず、
カーブ内でハンドルを切り足すか、ハンドルを戻し遅れることになるため、
車がふらつくのです。
また、速度そのものもですが、
減速完了のタイミングが原因であることもあります。
本来、ハンドルを切る所の5m手前までに速度を落とし切っておくべきですが、
それが間に合わないと、
ハンドルを回しながら(すなわちタイヤが曲がっている状態で)
ブレーキを踏むことになるので、車が安定しないのです。
一方、加速の問題。
ハンドルを“切る”ときは当然、手の力を使いますが、
“戻す”ときは、アクセルを踏んでハンドルの復元力を使うのでしたね。
そう、「前見て加速!」です。
そのアクセルが上手に使えていないと、
ハンドルで車の向きをまっすぐにしようとすることになるため、
どうしても、車がふらつきます。
こういうとき教習生は、
「カーブや右左折がうまく曲がれないのはハンドルのせいだ」
と思うのでしょう。
なおハンドルを意識してしまってアクセルがおろそかになり、
却って、ふらつきが増してしまいがちです。
車の運転で大事なのは、
1に「安全確認」、2に「加減速」です。
ハンドルに頼りすぎないように心がけましょう。
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2010/11/08 23:00現在、自動車カテゴリーで第23位です。
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