Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

大型車のリアオーバーハングに注意

2007-08-14 16:47:30 | Weblog
大型車(中型・普通のトラックやバスを含む)は、おそらく重心の関係で、
車体の最後尾より2~3メートルほど前寄りにタイヤが付いています。
そのため、前輪で舵を取って後輪を中心にした円弧を描くと
後輪よりも後ろの部分(リアオーバーハング)が外に膨らむのです。
俗に「ケツを振る」というやつです。

普通乗用車は車体の前後にタイヤが付いているので
リアオーバーハングは意識せずに、内輪差だけ注意を払えば良いのですが、
大型車では、内輪差と同時に、リアオーバーハングが膨らむのも注意しましょう。
この“ケツ振り”は、車を進ませながらハンドルを切ると軽減されるのですが、
あまりスピードを上げるのも危険ですから、その辺りの加減を弁えてください。

一方で、普通乗用車で大型車の近くを走る時には、
大型車のこのような挙動を理解して、あまり近づかないようにしましょう。
「大型車のミラーに写る場所で待っている」のが正解です。

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