扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

泉州紀州参詣 1日目 #1 空の旅

2016年07月18日 | 取材・旅行記

大阪に行く。

それに落ち着くまでにずいぶん悶々とした。

JALのマイレージ消化第三弾という目的からスタートである。

沖縄に行き、長崎発訪問とやってみて、季節柄北海道などよかろうとも思われるがどうも気が乗らない。

日本100名城巡りは終わり、一ノ宮巡礼と西国遍路を実施中。

47都道府県は全て訪れ、駆け足過ぎて残念だった町もある。

飛行機で行くなら離島がいい。

そんなことを考えながら、現実逃避のように関西に出かけることにした。

クルマで行ってもそれほど苦でもない近場であるが、都心部など電車で行った方が駐車場や渋滞のことなど考えなくてすむ利点もある。

 

最初は関空から和歌山に出て、西国二番紀三井寺、三番粉河寺に詣で、北へ行き和泉一ノ宮住吉大社あたりを歩くのもいいと考えた。

実は100名城訪問は、城見物は終わっているのだが登城の証となるスタンプは99個、大阪城は宿にスタンプ帳を忘れるという大失態があって未押印なのであった。

ついでにこれを終わらせたい。

それに毎月18日は葛井寺の縁日で本尊が御開帳なのである。

それも日程に混ぜよう。

とすれば伊丹から行った方が楽である。

 

総合すると、伊丹空港→大阪城→葛井寺→住吉大社→和歌山方面→関空

とすると一筆書きになりそうである。

ところが関空は羽田便が少なく、予約状況では夜最終便がほぼ満杯。

長崎に行ったときのように窓からの風景がみられないのもつまらんので便数が多く窓際がとれる伊丹往復便で確定させた。

 

羽田発が7:30なので最寄り駅は始発である。

(ほぼ定刻通りの出発であったが、その時緊急着陸で滑走路が一本閉鎖され随分混乱していたと後で知った)

 

座席が右後方、航路は本州の海岸線のあたりを飛んでいくらしい。

箱根辺りから雲の上の真っ黒い富士山がみえた。

その後、岡崎の上空を行き、濃尾平野が伸び伸びとみえた。

知多半島の上空を横切り、松阪の上空、奈良盆地と進んで伊丹に着陸した。

1時間くらいの所要時間であったが阿呆のように窓に顔をくっつけながら終わってしまった。

今日は暑そうである。

 

  

東京湾

 

中央2本の川の合流点が岡崎城あたり

 

知多半島、島のような陸地がセントレア

 

雲出川河口


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