扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

地域再生取材 高松・松山#9 松山へ

2008年03月20日 | 取材・旅行記

取材三日目は松山市へ移動。

松山市とその周辺地域は観光資源という点では恵まれている。

現存天守を持つ松山城、道後温泉があり、文学の町として夏目漱石や正岡子規といったビッグネームのブランドを活用できる。

しかしこと観光客の入り込みという点では大きな悩みを抱えている。

交通の便がよくなると観光客は迅速に移動することができる。

すると松山に来訪した観光客は主要スポットを足早にみた後に他のエリアに移動してしまう。

観光産業は滞在時間を延ばすことが命題、宿泊や食事、お土産などでカネを地元に落としてもらうためには街に滞在するべき魅力を再発見してもらわねばならない。

 

最初は松山市内のIT化状況を見て回ることは取材の目的の一つ。

商店街に大型ディスプレイを設置して電子広告を流したりIT化された情報端末を設置する試みがなされている。

IT化と観光は親和性が高いようで高くない一面がある。

カギは観光客自身のITリテラシーではないか。

 

 

 


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