休館日のYHへ無予約の来客

2019-02-15 16:32:20 | 草津生活
 昼食を済ませてYHへ戻る道すがら、 30mほど前方を歩くバックパッカー風スタイルのカップルが目に入った。 道はスキー場に向かう登り坂、 僕はYHの戻りに林の中のショートカットルートを歩いたから、 本通りを忠実に歩く彼らの少し前方に出た。 YHに向かいつつ後ろを確認すると彼らも着いて来ている。 どうやらYHに宿泊する人達らしいと確信した。 そうは言っても管理人さんからは「今日は閉館です。宿泊客は居ません!」と聞いている。

 「さてどうしたものか?」と思案しつつ彼らを待った。 近づいた彼らに声を掛けました「YHに泊まるお客さんですか?」、「宿泊予約はしていらっしゃいますか?」とね。 「宿泊予約はしていません」 そんな返事が帰って来ました。 玄関前のベンチで暫く待って貰うようにお願いして、 別の施錠していない入り口から中に入り、 管理人さんの所在をLINE電話確認しました。 返事は「今、前橋に向かって走行中」とのこと。 「予約無しの外国からのお客さん2名が訪ねて来て居るけれど、どうしたら良いですか?」と聞きました。

管理人さんからは 「食事も風呂もシャワーも何も無し、 ただ眠るだけ」 それでも良いと言うなら泊めても良いとの返事がありました。

 彼らにそれを伝えると「それでOK」との返事。 男女のカップルだったので畳敷の個室に案内して、 4千円/1人・1泊を少し超える宿泊料金を伝えると女性の方が渋り顔で男性と何やら話している。 彼らがYHの会員証を持っている事を確認して管理人さんから聞いた 3460円/1人・1泊・会員・大部屋料金 を伝えたところ「それでお願いします」となったので、大部屋に案内して、とりあえず一件落着しました。  しかし単純な一件落着にはならないだろうな・・・ だって大部屋は男女別々が通常のルール。 それに違反する判断と知りつつも、ヘルパーの僕が勝手に対応したことですからね。

 その事に関して、  つい今しがた出かけている管理人さんから 「どんな状態になっているのか?」と確認の電話が入りました。 僕からは「カクカクシカジカ」と状況を伝え、 通常開館する明日以降の対応は今夜遅くに帰館する管理人さんに下駄を預けました。
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