撤収作戦 - その内輪話

2017-03-24 07:26:53 | タナカ君的日常
 僕が夏の暑い時期に東京を逃げ出すための借家として借りていた安曇野は「ひのみのの家」。 大家さんからはその家が建つ町役場に売却希望の意向が提供され、 そんな情報を見た方の下見もなされ、 「ほぼまとまる方向(僕への貸出延長は無くなる方向)で話は進んでいる」との連絡もあった。

 僕とすれば夏の暑い時期だけの使用のために年間通しての借家の賃料を払うのは仕方ないとしても、 僕から申し出て金額が決まった年間の借家料金。 その賃料について 「契約満了となる、来年以降の賃料を値下げしてもらえないか?」と大家さんにメールしたことがあった。

 すぐには返事がなかったのだが、 夏に大家さんと面談した折に「最初の時の賃料もタナカさんの申し出の金額で決めましたし、 次回の契約もタナカさんの言う金額で良いですよ」 そんな返事を戴けた。 その折りには 「5年ほど先に、 あそこの家や田畑は処分する予定でいるので、 その事は含んで置いて下さい・・・」 そんな条件も聞かされた。

 それを聞いて、「 判りました、 不動産を処分するなんて、 タイミングが大事だと言う事は僕も重々承知していますので、 そんな話が進んだ時には契約期間内であっても、 家は明け渡しますから」 と返答したのだった。

 三年の現契約期間が満了となる今年の6月に向けては、 延長の際に取り交わす契約書の原案を作り、 原案には売却がまとまったら契約期間内であっても家は明け渡す旨の特記事項を記した。 そして、 家を借りるに当たって大家さんを紹介してくれたショージ君にも見て貰って、 「これで”いいじゃないかや”」との返事も得て、 今年の契約更改時期にそなえて居たのだが、  売却話は5年間前倒しされちゃった訳ですよ。 まあ、 その理由を憶測すると色々考えられるけれど、 前向きに考えて今後を対処しなくちゃなりません。

 このお彼岸の時期に安曇野に1泊で出かけて来た理由、 それは明け渡す家に東京から持ち込んだり、 現地で購入したりして数の増えた品々のリストを作り、 それぞれの処分方法を決定するためでした。 たとえば水道ホース、 チェーンソー、 BSやUHFのアンテナなんて、 東京に持ち帰ってもしかたありませんからね。 まだ20リッターのポリ容器に半分以上残っていた灯油は四季山荘のオヤジの所に持って行きました。

 そうそう、 町役場も訪れて、大家さんが役場に提供している物件情報の閲覧もして来ました。 ついでに他の売り物件や貸し物件情報もみせて貰い、 その中の一つ広津地区のある物件には遊びがてらの見物をしてきました。 敷地の背後の法面には福寿草(Top写真)が咲き誇り、 前景となる東山の稜線越しには有明山や餓鬼岳のピークが立ち並んで見えていました。

 その時に近所の人から聞いた、 広津地区の山中での暮らしの様子は後日書いてみます。
   
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