今朝は本棚に並んで居た英会話がらみの教材を抜き取り床に並べて撮影した。 量的に多いのはNHKラジオやテレビの教材の冊子、 その他にEmailの作法や旅行の際に必要になりそうなもの。 放送教材の日付は放送日が1994頃に始まってピークは1996年、 そして2000年以降の日付の物は皆無の様です。
つらつら振り返ってみると、 1990年代(40代)の僕は50歳を期に会社の早期退職制度を利用して退職して、 「思う存分海外旅行に行くぞ!!」 なんて事を夢想していた時期と重なります。 でも結局60歳の定年、 それ以降65歳まで子会社に出向しての40年を超えるサラリーマン人生を送りました。
そんな訳で海外旅行での英語力の必要性は感じないまま、過ぎましたが・・・ 会社の仕事では、 たまにですが英語を実際に使う必要がある職場でした。 例えば、2000年以降には 磁気力顕微鏡(MFM : magnetic force microscope )の開発担当の一員となり、 プローブ制御に必須な、デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサ ”DSP( digital signal processor )” を制御回路を組み込んだユニットの設計担当社になった時の事、 その時に装置本体のWindows PCに組み込むメインソフトの開発を担当していたのがロバート君、 彼は英国在住でケンブリッジ大学在学時代からJEOLの走査型トンネル顕微鏡(Scanning Tunneling Microscope(STM))のソフト開発の協力者となっていた人物でした。 そんな彼とのインターフェース仕様関連の情報交換はEmailで行っていたのです。
そして本格的な現役サラリーマン引退後、 念願の海外旅行に出かけました。 僕の英会話能力なんてブロークンイングリッシュの最たるレベル、 でも装置納入の際などに一緒に協力したアメリカの会社から出張して来た技術者さんと協同納入作業などの経験で「へんなクソ度胸」は着いていました。
だからUSA横断やニュージーランド南島一周の3週間程度のドライブ旅行、 イギリスの湖水地方、 カナダ北部でのオーロラ見物、 ブラジルのカーニバル時期の旅、 コロラド州での皆既日食見物 etcを個人旅行で楽しむことが出来ました。 旅行会社のツアーに参加した時でも、 サンクトペテルブルクやカムチャッカの旅などでは、 オプショナルツアーが催行される日程には離団して自分で自由行動で街なかを散策して楽しむことも出来ました。 そんなくそ度胸の小さな源泉ともなっていたかも知れない
英会話教材、とも 終活のために おさらばです。