2016年元旦、 この日年越しの旅を終えて長野から帰宅の途中、 国道254を内山峠から下仁田に向かって走行中、 凍結路面が原因と想われるスリップ事故現場に遭遇したので、 野次馬見物して来ました。
実はこの日、既に同じ国道254の松本から三才山トンネル越えのルートの途中、 スリップが原因と想われる状態で道路脇の歩道端の柵を田圃の方向に押し破って不様に止まっている車があって、 傍らに事故の当事者と事故処理を担当する警察官の姿があるのを横目に通り過ぎたのだった。
三才山越え、あるいは内山峠越えのルートは「路面凍結・スリップ注意」の看板が目につく道路なのだ。 そして本題の事故現場に通り掛かったのは午後1時頃だった、 車に装備されている外気温計による表示で気温は4℃。
さて荒船山脇の内山峠のトンネルを抜けて下仁田へと下る途中、 最後の大きな橋「市野萱大橋」手前で緩く左にカーブする道路の前方に赤い車が国道と直交する形で停止している様子が眼に入った。 「あの辺りに横切る道路があるはずは無いし・・・」 と不審に思いつつ速度を緩めながら近づくと、 その赤い車は対向車線側の橋の手すりを突き破り、お尻を走行車線に飛び出させた状態で横を向いていたのだった。 この赤い車を「2台目」と名付けます。 そして、 僕が下仁田に向かう走行車線の中央付近にはシルバー系の車が妙に助手席側を地面に傾けて停止していた。 この車を「1台目」と名付けます。
事故を起こして止まっている1台目と2台目の間隔はおよそ50m程だったでしょうか。 下仁田側からは一般車が登ってきています。 上り下りの交通は片側交互通行をしないと通過困難な状態になっています。 先着していた対向車を通過させてから、僕の車も通過しました。 野次馬するにしても僕の車を国道上の橋の上に駐車する訳には行きませんから、 橋を過ぎて直ぐにあるコンニャクなどの農産品売店の駐車スペースに車を駐めて、 様子を見に戻りました。
1台目の事故車両は運転席側の前輪の車軸が折れたかの様にタイヤが極端に倒れこんでいます。 更に車の前方には完全に外れた状態のタイヤが欄干に立て掛けた様になっていました。 車の乗員は20代の男女2名。 外に居て携帯電話を扱っている姿をみると、特に怪我を負っている様には見えなかった。 とりあえず「身体は大丈夫ですか?」と聞いてみたところでは問題無さそう。 しかしこんな事故で道路上に車を駐めた場合の処置(発煙筒や三角表示)が為されていない。 それで「赤い三角表示なんかを出した方が良いですよ!」と言うと、「自分の車じゃ無いので、何処に在るのか判らない」との返事だった。 僕の車の上位車種のスズキ・スティングレーだったので、 「勝手知ったる他人の車」とばかりに、ハッチバックドアを開けて、ドアロックの金具の直ぐ車内側の床にある収納庫を開けてみたがそこの凹みには格納されるべき三角表示のケースが無い、 それどころか標準工具の筈のジャッキ本体も入っていなかった。 こりゃ困ったちゃんですね。
とりあえず1台目の乗員に怪我は無いようだから、そこはスルーして2台目の事故車へと向かいました。 その時、下仁田方向から「甘楽広域消防救急隊」と表示された車が脇を通過しました。 赤い車の乗員は4・50代の夫婦とゴールデン・リトリバーのワンちゃん一匹。 どうやら奥さんは少量の出血を伴う打撲、 車外に出ていた旦那と車中に残った犬はほとんど問題無さそうだった。
自分の車の状況をカメラで撮影し始めていたご主人に聞いてみた。
僕 :「下まで落ちなくて良かったですね」
主 :「エエ本当に! 危ないとこでした」
僕 :「前の車が事故ったのを見て、
急ブレーキでも踏んだのですか?」
主 :「イイエ全く関係なく、別々のスリップ事故です」
「路面は凍っている様に見えなかったし、
私の車はタイヤはスタッドレスで、
スピードは60kmも出していなかったんですけどね」
所でこの2台目の赤い車、運転席側の側面は無傷に見えますが、助手席側のドアは大きく車内側にひしゃげていました。 鉄橋の丸いパイプの手すりを支える鋳物製の柱状構造物は路面にボルト締めされているのですが、写真で見る様に、一箇所のそれは無くなっていましたから、 多分車の側面が強烈にぶつかって破損し、橋の下にでも落ちているのでしょう。
こんな場合、 鉄橋の手すりの修理費は管理する機関から請求されるのかしら? また、それは任意保険の対物保険で対処出来るんですかね?
実は僕の車の運転のお師匠さん役をしてくれた義弟も数年前、 冬季の関越・湯沢IC手前のカーブでスリップ事故を起こして、 車が横転して体は無傷で済んだものの、車が中破する自損事故を起こしました、 僕自身も富山から松本へ抜ける雪道で突然のスリップでハンドル操作不能となり、車の向きがクルッと回転した経験があるのです。 その当時の車は四駆だったのですがね。
あれこれ話をしている頃には多分救急車の装備品だろうけれど、 赤い三角コーンが路上に置かれ始めました。 そして僕が現場を離れて下仁田へと走行開始すると、 途中で現場に向かう赤い消防自動車、 更にはパトカーとスレ違いました。
「イヤー冬季の運転って本当に怖いですね~ !」
実はこの日、既に同じ国道254の松本から三才山トンネル越えのルートの途中、 スリップが原因と想われる状態で道路脇の歩道端の柵を田圃の方向に押し破って不様に止まっている車があって、 傍らに事故の当事者と事故処理を担当する警察官の姿があるのを横目に通り過ぎたのだった。
三才山越え、あるいは内山峠越えのルートは「路面凍結・スリップ注意」の看板が目につく道路なのだ。 そして本題の事故現場に通り掛かったのは午後1時頃だった、 車に装備されている外気温計による表示で気温は4℃。
さて荒船山脇の内山峠のトンネルを抜けて下仁田へと下る途中、 最後の大きな橋「市野萱大橋」手前で緩く左にカーブする道路の前方に赤い車が国道と直交する形で停止している様子が眼に入った。 「あの辺りに横切る道路があるはずは無いし・・・」 と不審に思いつつ速度を緩めながら近づくと、 その赤い車は対向車線側の橋の手すりを突き破り、お尻を走行車線に飛び出させた状態で横を向いていたのだった。 この赤い車を「2台目」と名付けます。 そして、 僕が下仁田に向かう走行車線の中央付近にはシルバー系の車が妙に助手席側を地面に傾けて停止していた。 この車を「1台目」と名付けます。
事故を起こして止まっている1台目と2台目の間隔はおよそ50m程だったでしょうか。 下仁田側からは一般車が登ってきています。 上り下りの交通は片側交互通行をしないと通過困難な状態になっています。 先着していた対向車を通過させてから、僕の車も通過しました。 野次馬するにしても僕の車を国道上の橋の上に駐車する訳には行きませんから、 橋を過ぎて直ぐにあるコンニャクなどの農産品売店の駐車スペースに車を駐めて、 様子を見に戻りました。
1台目の事故車両は運転席側の前輪の車軸が折れたかの様にタイヤが極端に倒れこんでいます。 更に車の前方には完全に外れた状態のタイヤが欄干に立て掛けた様になっていました。 車の乗員は20代の男女2名。 外に居て携帯電話を扱っている姿をみると、特に怪我を負っている様には見えなかった。 とりあえず「身体は大丈夫ですか?」と聞いてみたところでは問題無さそう。 しかしこんな事故で道路上に車を駐めた場合の処置(発煙筒や三角表示)が為されていない。 それで「赤い三角表示なんかを出した方が良いですよ!」と言うと、「自分の車じゃ無いので、何処に在るのか判らない」との返事だった。 僕の車の上位車種のスズキ・スティングレーだったので、 「勝手知ったる他人の車」とばかりに、ハッチバックドアを開けて、ドアロックの金具の直ぐ車内側の床にある収納庫を開けてみたがそこの凹みには格納されるべき三角表示のケースが無い、 それどころか標準工具の筈のジャッキ本体も入っていなかった。 こりゃ困ったちゃんですね。
とりあえず1台目の乗員に怪我は無いようだから、そこはスルーして2台目の事故車へと向かいました。 その時、下仁田方向から「甘楽広域消防救急隊」と表示された車が脇を通過しました。 赤い車の乗員は4・50代の夫婦とゴールデン・リトリバーのワンちゃん一匹。 どうやら奥さんは少量の出血を伴う打撲、 車外に出ていた旦那と車中に残った犬はほとんど問題無さそうだった。
自分の車の状況をカメラで撮影し始めていたご主人に聞いてみた。
僕 :「下まで落ちなくて良かったですね」
主 :「エエ本当に! 危ないとこでした」
僕 :「前の車が事故ったのを見て、
急ブレーキでも踏んだのですか?」
主 :「イイエ全く関係なく、別々のスリップ事故です」
「路面は凍っている様に見えなかったし、
私の車はタイヤはスタッドレスで、
スピードは60kmも出していなかったんですけどね」
所でこの2台目の赤い車、運転席側の側面は無傷に見えますが、助手席側のドアは大きく車内側にひしゃげていました。 鉄橋の丸いパイプの手すりを支える鋳物製の柱状構造物は路面にボルト締めされているのですが、写真で見る様に、一箇所のそれは無くなっていましたから、 多分車の側面が強烈にぶつかって破損し、橋の下にでも落ちているのでしょう。
こんな場合、 鉄橋の手すりの修理費は管理する機関から請求されるのかしら? また、それは任意保険の対物保険で対処出来るんですかね?
実は僕の車の運転のお師匠さん役をしてくれた義弟も数年前、 冬季の関越・湯沢IC手前のカーブでスリップ事故を起こして、 車が横転して体は無傷で済んだものの、車が中破する自損事故を起こしました、 僕自身も富山から松本へ抜ける雪道で突然のスリップでハンドル操作不能となり、車の向きがクルッと回転した経験があるのです。 その当時の車は四駆だったのですがね。
あれこれ話をしている頃には多分救急車の装備品だろうけれど、 赤い三角コーンが路上に置かれ始めました。 そして僕が現場を離れて下仁田へと走行開始すると、 途中で現場に向かう赤い消防自動車、 更にはパトカーとスレ違いました。
「イヤー冬季の運転って本当に怖いですね~ !」