阿呆くさいほどの低金利

2016-02-15 10:33:01 | タナカ君的日常
 12年ほど前にサラリーマン生活での定年を迎えた時に貰った退職金、 その総額は当時の税制によると、そこから税金が引かれるほどの金額ではなかった。 なぜなら、 労働組合を構成する社員の多くが若くって 「退職なんてはるか先の話」と感じると同時に、 当時の給与水準で考えたら妥当だったかもしれない昔。 「退職金の総額は2千万円を上限として打ち切り計算する」 そんな会社に有利な内容での労働協約が結ばれていたのだ。

 そして僕はと言えば、一度別の会社で数年間勤務した後の途中入社だったから、定年まで勤務したものの、退職金を計算する際の係数も少なかった上に、 人事評価も低く相対的に給与も低い社員だったから、 上限の金額にも達しない退職金をもらっての退社でした。 その退職金は千五百万円はありました。 しかも、その退職金は家計費用とは別枠で僕の老後の遊び資金に振り当てても良い状況(具体的に書く訳にはいきませんが)に恵まれたのです。 ところが近頃の低金利では定期預金に預けておいても年間の利息なんか3万円もあるか無し、1ヶ月分の小遣いになりません。 働き盛だった30代の頃の定期預金の金利ならば4%程度もあって、年に60万円ほどの利息が付いたはずなのにさ。

 だから老後の遊び資金だって減っていくスピードは想定以上。 「ある程度の蓄があれば平穏な老後」 そんなの吹き飛んでしまう低金利時代になってしまいました。 しかしまあ、病気で動けずに遊べない訳じゃ無いって事に感謝して暮らしています。

ところで明日、2016年2月16日から公表されていた日銀によるマイナス金利が実施される。 世の中の経済活動や我々の生活にどんな影響を及ぼすものか? 斜めに見程度の関心をもって見て行きますか。
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