一週間ほど前に改造を加えた雪の結晶撮影システム9号機、 改造の主要目的は積み重ね構造の機械的安定化だった。 その他の細々した改良もほぼ終えて、 昨日はダミー試料を使った写真撮影で最終的な動作チェックを実施していた。
その中で撮影画像の視野内の上部に異常な明るさムラみたいな映り込みが生じる事に気が付いた。
その原因は撮影装置に対して、 夏の正午頃の太陽の位置辺りに取り付いていた居間のシーリングランプが発する光線が撮影領域に直接当たる事で生ずる異常だと判明しました。
問題の異常現象は昨年まで使用していた8号機や改造を加える前の9号機で発生しなかった理由を考えて見ました、 8号機ではレンズが被写体に極めて接近していたこと、
9号機から取り外した角穴付きの構造物(廃棄予定品)
9号機でもレンズと被写体の間に四角い穴が開けた板が挿入されていたため、 撮影視野領域に上方からの光が射し込まない構造になっていた結果、 異常が発生しなかったと理解出来ました。
[問題箇所]と書き込んだ周辺に上方から光が当たると
撮影画面内に望まない写り込みが生じた
実際の撮影現場(車内)での対応策はこれから考えますが、 車の天井ランプからの光は斜め方向からの物となりますので、 対策は不要かもしれません。