指先の透過光・赤色 光源・ 白色LED

2024-05-27 22:00:52 | カメラで撮影

 雪の結晶撮影装置に組み込む背面照射光源のLEDとして従来は砲弾型の白色LEDを使用していた。 その背面照射光源としては最接近時の最大倍率の場合でも、撮影画角 (11 mm x 15 mm) ほどの範囲を均一な明るさで照らせず、 四隅が暗くなる欠点があった。 そこで、 3.2 mm 角 ほどのチップタイプの白色LED(日亜化学工業製 NFSW036CT)を組み込んだプリント基板を試作した。

 

基盤に組み込まれた通電中の白色LED

 

 製作した基盤に組み込んだLEDチップの温度上昇(*1)がどの程度のものか確認しようと指先で触れてみた。 その時にLEDに触れた指先の皮膚や爪先が綺麗な赤色になった。 興味は温度上昇のことよりも、 キレイな赤色となった指先の原因の方に移り、 つい写真撮影をしてしまいました。 指先の毛細管を流れる動脈血の色なんでしょうね。

 

(*1) 撮影対象の雪の結晶の背後に高温物体があると、 結晶の融解が早まり、 良い状態の雪の写真が撮れません。

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