車のバックドア 開閉検出 ハスラー

2021-02-26 10:25:37 | DIY
 スズキの軽自動車HUSTLERに現在乗っている。 その車で草津辺りに出かけて雪の結晶撮影を行っている。 さて、 その撮影の際には運転席後方のドアはほぼ全開にして、 後部の跳ね上げ式バックドアは完全に締め切らずに3 cm ほどのギャップを開けた状態に保持し、 周囲の外気が車室内を吹き抜ける様にしている。 その事で撮影システムの試料ステージの温度をマイナスの温度に保つ努力をしているのです。

 その様に車のドアを締め切っていない状態では車の保安システムはドアが開いている事を検出し、 スピードメータ近くのディスプレイに表示してくれる(Top写真)。 その事は普通に車を使用する時に便利機能ではあるのだが、 車室内の温度を出来るだけ低く保ちたい僕の使用目的には邪魔な機能だ。 なぜなら、 バッテリーあがりの原因ともなりうるからです。 事実2月17~18にかけての草津撮影行では帰宅の途次に交差点などで一時停止中にエンジンのアイドリングストップ機能が1時間近く動作しない状況が発生しました。 その理由はバッテリーが消耗していて、草津を発進して渋川市街直前近くまでの走行中に赤信号など停車しても、 およそ1時間近くもエンジンは回転を停止すること無く、 バッテリーへの充電が続いたのでした。

 帰宅後にドア・オープン状態での注意喚起を目的とした液晶バックライトの点灯を消す方法を確認したところ、 側方ドアの開閉検出スイッチは車体に小さなキノコ状の頭を見せるスイッチが取り付いているのが見つかりました。 ドアをオープンしている時に、 そのスイッチを押す工夫をすれば済みます。

 ところが後部ドアでは開/閉検出がどの様に検出されているのかすぐには判りませんでした。 眼につく形で検出スイッチは見つからないのです。 そこでスズキのお店に行って話を聞きました。 どうやらドアロックユニットの内部にスイッチは組み込まれているらしい。


押し込み不足


 家に戻ってから6Φほどのシャフトのドライバーを使って、 ドアロックユニットの可動部に力を加えて動かして様子をみました。 しかし運転席の表示は消えて呉れませんでした。


押し込み OK


 その後の紆余曲折を端折って簡単に言うと、 ドアロックユニット可動部の押し込み方が足りなかっただけの事で、押し込み量さえ正規の位置まで押せば簡単に表示が消えてくれました。

 それなら、 専用の部品を製作する必要もありません。 車体後部床面に取り付けられている金具と同じコの字形状の部品製作の努力は無駄になりました。


 ところで以前に「HUSTLER 用 ルームランプで遊ぶ」の記事で紹介した購入品のランプ、 その後、 ハスラーへの実装はしていません。 その理由も寒い積雪地域でバッテリー上がりでエンジンが始動不能に陥るのを心配しての事なのです。 なんと消費電流を測定したら 0.5~0.8Aほどでありましたからね。
 


U字型の6Φ ボルトを一旦まっすぐに伸ばし、 コの字状に加工


バックドアのドアロック金具と 製作したコの字金具の2ショット

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