雪の撮影@河口湖2014Feb08

2014-02-11 18:04:32 | 国内旅行と山歩き
 河口湖畔に雪の撮影に出かけた2月8日は道路の渋滞トラブルに巻き込まれて、帰宅できなくなっていまった。 ここ2・3日、その交通トラブルの事を記事にしていて主目的の雪の写真を載せてこなかった。 今日はその時に撮影した写真をUpします。

 撮影場所は河口湖の東側湖畔にある「大石公園」、 そこは湖畔に土産物売り場や温かい飲み物を提供するカフェが併設された建物があって、 休憩するにも都合の良い場所なのです。

 この日の雪は広範な交通マヒを引き起こしましたが、大石公園のカフェなども従業員が帰宅できなくなるのを避けるために、 臨時休業の張り紙を出して、早々と店じまいしてました。

 僕たちは売店に居た人に断って、建物に接して設けられた屋根付きのベランダ部分に撮影機材を設置して、開いたコウモリ傘の上に降り注ぐ雪の中から六花の結晶を選んでは撮影する作業に熱中したのです。

 この日に見つかる結晶は透明で平板な物では無く、 骨格となる結晶に空気中の水分が小さな氷の粒となって、あたかも小粒ダイアモンドで作った様な物が大半でした。 この前に御坂トンネル付近で撮影した時にも同じ様な写真を撮りましたが、 今回(Top写真)はその時とは背景の色が異なる様な条件で撮影したものです。


ペアで舞い降りた雪
 

六花結晶と針状の雪


 降ってくる雪は綺麗な形をした結晶や、この様にバラけた雪が交じり合って落ちてきます。 その中から六花の結晶だけ選んで試料台に載せるのは、結構手間がかかるのですよ。


 以前にも書いた様に小粒ダイアモンド六花は透明な結晶の上に小粒の氷が付着して出来上がるのです。 今回はたまたま見つけた透明結晶を撮影中にそれが試料台の上で増殖して行く様子が観察出来ました。 しかし背景光や表面照射光の調整に熱中していたので、同一条件で小粒の氷が増殖する時系列的な変化を記録したデータ写真を撮ることは出来ませんでした。
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