どちらでもない

2013-11-12 10:11:25 | タナカ君的偏見
 テレビ局が報じる電話アンケートの結果を伝えるグラフ、

例えば今朝のNHKでTPP問題における回答項目は「賛成:30」「反対:30」「どちらでもない:40」の3分類(記入した数字は僕のうろ覚えのデタラメな数値です)。

 この 「どちらでも無い」 の表現を 「どっちでも良い」 と読み替えてみると「随分と結果に対するイメージが違ってくるなあ」 と想いながら眺めていました。

 それと同時に、 「RDD 方式」とやら呼ぶ、ランダムに選出した電話番号へ電話を掛けてアンケートを取るデータにどんな意味があるものやら? 大概が電話を掛けて得られる有効な回答は 60% 程度の数字が多い様な記憶もあるし、 「 ”民意は△■”と伝えたいだけのメディアのお遊び仕事か?」と思わないでも無い。 そしてまた、ここで言う「ランダム」だって、 どの程度のランダムさか?

 180万人を越えた書き手のいる「gooブログ」、その中からランダムに選んで見せてくる閲覧機能を9ヶ月ほど前から使っています。 ほぼ毎日1回使ったとしておよそ270回。 180万ある対象の中から無作為に1つ選ぶ作業をして、 270回の試行で同じ対象を2度選び出す確率は 0.015% のはずだけど、 すでに同じブロガーさんのページが出てきた事がありました。

 だから「ランダムに選んでいます、作為の無い民意を集めています」と言われたって、 「フーン、だから?」てなもんです。 
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