若葉の色々な色

2012-04-30 09:50:20 | タナカ君的日常
 地球を舞台にした民衆劇「アラブの春」はチェニジア、エジプト、リビアで盛り上がりを見せ、これが最後の幕かと思われたシリア篇が長丁場の舞台となっている。 もはや「XXの春」と呼んだ明るい未来を予感させる題名はふさわしく無くなって来た。 アフリカでは南北2つに別れたスーダンで舞台装置の武器製造国を喜ばせるだけの殺戮劇が始まっている。 そんなこんなの戦う生物・人類の住む地球。 

 その地球上で我が住む日本、上っ面の自然の景色だけは平穏に時を刻み流れている。 まあ、見せかけであろうと無かろうと、どっちでも良くなったリタイア人生の僕なんか、 今が盛りの若葉の色の多彩さに目を奪われ、先日の武甲山登山の際に淡い緑の色合の奥武蔵の丘陵地を「新鮮野菜のてんこ盛りの大皿」と見立てたり、家の近所の「生垣や庭木の若葉が見せる赤系の色は何と表現されるのか?」 そんなどうでもよいことに目を向けて一日が暮れるのです。

 さてゴールデンウィークが始まった昨日未明、関越高速道・藤岡ジャンクションで自動車事故が伝えられました。原因は居眠り運転だそうですが、大型バスは道路脇に設置された防音壁を巨大包丁に変身させ自分自身の車体を左右に分断、 北陸金沢方面から東京ディズニーランドを楽しみにしていた乗客の死傷者多数。

 山菜の生育情報を聞き、場合によったら新潟辺りに一緒に出かけようかと電話した義弟の家はその現場から1kmも離れていない。早朝には騒がしい救急車の多数のサイレンの響きが聞こえていたと言う。 しかし義弟は既に9日間の連休を取って車を運転して旅に出てしまった後でした。 
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