・四重渓公共温泉浴室
四重渓温泉には無料で入浴できる「四重渓公共温泉浴室」があります。場所は清泉温泉会館の手前すぐの路地を左へ入ったところ。男女別で裸で入れるらしいので、期待して訪れたのですが、運悪く、この時は改修工事中で、中に入ってみたものの、みごとにスッカラカンでした。残念だったなぁ。
湯屋の横には源泉温度や水位(源泉井の深さのことか?)を計測する表示器も設置されていましたが、休業にともないこちらも停止中。
※なお工事による休業は今年(2010年)夏までのようですので、おそらく現在は再開しているものと思われます。
「四重渓公共温泉浴室」の場所(地図)
・昔日の光景
四重渓温泉のメインストリートから南台湾温泉飯店や玉泉寺へ上がる路地が分かれる交差点に、小さな公園があります。温泉マークを模したモニュメントと共に「四重渓温泉」と記された化粧壁が立っているのですが、そこをよく観察する、と壁に埋め込まれたタイルには写真がプリントされており、それらは日本統治時代の当地の様子を撮影したものでした。
かつての役場(庁舎)や温泉街の様子、餌付している養鴨業者、牡丹社事件において死亡した琉球人の墓碑、そして茅葺き屋根の頃の共同浴場、清泉旅社(旅館)などの戦前の姿(画像をクリックすると拡大)
台湾の方々は、日本統治時代の歴史を負の側面ばかり強調せず、善し悪しの区別なく、あるがままに捉えて伝えようとする傾向にあり、アジアの歴史に関して後ろめたい思いのすることが多い私たちにとっては、とっても心が救われます(地域は違いますが、八田與一の灌漑事業に対する評価はその典型かもしれませんね)
・美味かった夕食
清泉温泉会館の宿泊は1泊朝食付でしたが、夕食が含まれていなかったので、この日の夕餉をどうするかが問題でした。何しろ寂れた温泉街、レストランは何軒かありますが、どこもうす暗く、営業しているんだかいないんだか判然としない状況。セブンイレブンがあるので、そこで弁当を買って済ませようかとも考えましたが、その並び(新亀山別館の斜前あたり)に明るい食堂が営業しており、客入りも良かったので、一か八か入ってみることにしました。一人旅の最中、見知らぬ土地で飲食店に入るのって、かなり勇気が必要なんですよね。
「大山羊肉爐」というお店。メニューが印刷された伝票がテーブルに置いてあり、自分で注文したいものにチェックして店員さんに手渡すというオーダー方法だったので、コミュニケーション面の心配はクリア(漢字なので何となく理解できます)。
今回注文したのはマトンとニガウリの炒め物(羊肉爐という店名なのでマトンは外せない)、エビチャーハン、そして台湾ビール。台湾の田舎の食堂では過去に何度かえらく不味いものを食わされた経験があるので、ちょっと心配でしたが、食べてみたら、とっても熱々、不安を払拭するどころか十分に満足できる美味しさでビックリ。この店を選んでよかった!
各卓上にはカセットコンロが置かれていたので、鍋や焼き肉的なものがここの名物なのかもしれませんが、普通の中華料理も「很好吃!」
四重渓温泉には無料で入浴できる「四重渓公共温泉浴室」があります。場所は清泉温泉会館の手前すぐの路地を左へ入ったところ。男女別で裸で入れるらしいので、期待して訪れたのですが、運悪く、この時は改修工事中で、中に入ってみたものの、みごとにスッカラカンでした。残念だったなぁ。
湯屋の横には源泉温度や水位(源泉井の深さのことか?)を計測する表示器も設置されていましたが、休業にともないこちらも停止中。
※なお工事による休業は今年(2010年)夏までのようですので、おそらく現在は再開しているものと思われます。
「四重渓公共温泉浴室」の場所(地図)
・昔日の光景
四重渓温泉のメインストリートから南台湾温泉飯店や玉泉寺へ上がる路地が分かれる交差点に、小さな公園があります。温泉マークを模したモニュメントと共に「四重渓温泉」と記された化粧壁が立っているのですが、そこをよく観察する、と壁に埋め込まれたタイルには写真がプリントされており、それらは日本統治時代の当地の様子を撮影したものでした。
かつての役場(庁舎)や温泉街の様子、餌付している養鴨業者、牡丹社事件において死亡した琉球人の墓碑、そして茅葺き屋根の頃の共同浴場、清泉旅社(旅館)などの戦前の姿(画像をクリックすると拡大)
台湾の方々は、日本統治時代の歴史を負の側面ばかり強調せず、善し悪しの区別なく、あるがままに捉えて伝えようとする傾向にあり、アジアの歴史に関して後ろめたい思いのすることが多い私たちにとっては、とっても心が救われます(地域は違いますが、八田與一の灌漑事業に対する評価はその典型かもしれませんね)
・美味かった夕食
清泉温泉会館の宿泊は1泊朝食付でしたが、夕食が含まれていなかったので、この日の夕餉をどうするかが問題でした。何しろ寂れた温泉街、レストランは何軒かありますが、どこもうす暗く、営業しているんだかいないんだか判然としない状況。セブンイレブンがあるので、そこで弁当を買って済ませようかとも考えましたが、その並び(新亀山別館の斜前あたり)に明るい食堂が営業しており、客入りも良かったので、一か八か入ってみることにしました。一人旅の最中、見知らぬ土地で飲食店に入るのって、かなり勇気が必要なんですよね。
「大山羊肉爐」というお店。メニューが印刷された伝票がテーブルに置いてあり、自分で注文したいものにチェックして店員さんに手渡すというオーダー方法だったので、コミュニケーション面の心配はクリア(漢字なので何となく理解できます)。
今回注文したのはマトンとニガウリの炒め物(羊肉爐という店名なのでマトンは外せない)、エビチャーハン、そして台湾ビール。台湾の田舎の食堂では過去に何度かえらく不味いものを食わされた経験があるので、ちょっと心配でしたが、食べてみたら、とっても熱々、不安を払拭するどころか十分に満足できる美味しさでビックリ。この店を選んでよかった!
各卓上にはカセットコンロが置かれていたので、鍋や焼き肉的なものがここの名物なのかもしれませんが、普通の中華料理も「很好吃!」