昨日から大阪リーガロイヤル画廊で、私たち墨彩画の
仲間五人展 <武井美樹門下> が開催されています。
初日は220名、二日目の今日は212名大盛況です。
美樹先生の作品は勿論、5人がそれぞれに個性を発揮し
共存共栄、とても落ち着いた良い雰囲気です。
一人8点計40点と先生の3点が展示され、観客の皆さん
それぞれに愉しんで頂きました。
音楽と同じで 〔画も作家と観客が共に楽しむもの〕
をしみじみ噛み感じています。
写真右は画廊の入り口にて
本日 (6/30) 帝国ホテルで101歳の声楽家 (嘉納愛子先生)
の公開レッスンが有りました。
嘉納先生は、山田耕筰先生の最後の教え子です。
まずステージに出てこられたお姿に感動です!
杖こそついておられますが、凛として爽やかでオーラーが
でておられます♪
柔らかく、それでいて説得力のある公開レッスンが
始まりました。 《からたち》 です!
* 言葉を大切に語るように
* 叙事と叙情を歌い分ける事
* ポルタメントを付けない (節をくねらせて歌うこと)
などなど 《生き証人》 は切々と耕筰先生の想いを
語られます。そして歌って下さいます♪
この至福の時を与えて下さったのは楽友 (大阪第一合唱団) の
石河恭子さん、 半世紀近く嘉納先生に師事されており、
sopranoを水面下で支えて下さる貴重な人材です。
いつも私に「嘉納先生の後を追ってね!」と言って下さるので
一度で良いからお会いしたかったのですが (NHKテレビでは
拝見していましたが…) 夢が叶いました。
嘉納先生のようになれないとしても
《音楽》 を共有し、伝え、後輩を育てさせて頂く 事こそ
私の使命だと、気持ちも新たにして会場をあとにしました。
写真右)幻の嘉納愛子先生と夢の実現!
101歳の声楽家と66歳の音楽ヘルパー