日本音楽ヘルパー協会 館長のひとりごと

「音楽はすべての人を前向きにしてくれます」をモットーに、出逢い・ふれ愛・睦み合いを実践するボランティア・グループです。

合唱組曲《北九州》について♪

2008-03-10 | 音楽ヘルパー
この合唱曲は殊に私の思い入れが深いので、今少し説明させて
下さい。

先ずこの曲は市政15周記念として作られたこと(それまでは
門司市、小倉市)、昨日がその30周年記念のコンサート
であった事、つまり私が学生時代に5市合併となり、
若く明るい歌声に~♪の私達は喧々囂々、侃々諤々、
それはそれは賑やかでした。

そんな騒動を知ってか知らずか、小中高生と成人の約500名
がオーストラと一緒に歌い上げているのです!
各区の名所、風物、小倉の祇園太鼓も有りで、ステージで
歌われる姿を見ていると胸の底から懐かしさがこみ上げ、
揺さぶられ、一人 《音楽の世界》 へ浸ってました。

「兼沢さ (私の旧姓) 違う!?」 ロビーに居た私に声を掛けられ
た女性!一瞬、目を疑いました! 東京にいらっしゃるはず
の松村さん(桐朋音大卒、ピアニスト)がにっこり笑って
立って居られるのです。

何でも團伊玖磨さんに作曲を依頼されたのが同級生だった父上
の後藤忠雄先生(私の大学入試から卒業までお世話になった
方)だったとか!
もっともっと驚く事は、先生は今年1月25日にお亡くなり、
今日が正真正銘の49日であると言うコト!!  もう大きな力
以外の何モノでも無いミューズの神を感じて、私は彼女の手を
握りしめていました。

栗原さんと言い、松村さんと言い、私には恩師からの
メッセージとしか受け取れないのです。
「ガンバレ! 後輩に繋げ!!」 先生方のそんなお声が聞こえて来ます。

《音楽ヘルパー》 として、何かを残そう♪ 繋げて行こう♪
と改めて思わせて頂きました。 (2008.3.9)
コメント (2)
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