4月から電力小売りが全面自由化となる。首都圏は人口が集積していることもあり、全国の電力需要の1/3を占めているという。このこともあり、電力各社は首都圏での契約獲得に向けて、営業競争が激化している。
東京電力管内で契約変更をした世帯の実に1/3が契約先として、東京ガスを選択したという。100以上の新電力会社がある中でこれは驚異的な占有率である。
東京ガスは関東で都市ガスを供給するのが本業である。同社は既にガス供給で関東一円にネットワークを持ち、顧客を知っている。営業拠点があるということはゼロからのスタートではなく、基礎はしっかりできてからの始まりなので、他社よりも大きくリードしているといっていいだろう。
近年、オール電化住宅の普及でガス供給が必要ではない世帯が増加している。その影響もあり、東京ガスは電力販売に熱心に取り組んでいるとみられる。東日本大震災発生後、一時的にガスにスポットが浴びたが、電力の安定した供給により、ほぼ忘れさられているのが現状である。
2017年4月には都市ガスの小売りが全面自由化される。そのことを見据え、東京ガスは早いうちから都市ガスと電力供給をセットで売り込み、販売先を強化しているとみられる。東京ガスはガスと電力の契約でセット割引を打ち出していて、標準的な3人世帯では東京電力の通常契約と比較市、1万円近く割引になるという。
今後は首都圏に限らず、大都市圏ではガス会社と電力会社の電力供給で競合することとなる。17年4月には都市ガスの小売りも自由化されるので、大手電力がガス販売に参入する可能性が大きい。
東京電力管内で契約変更をした世帯の実に1/3が契約先として、東京ガスを選択したという。100以上の新電力会社がある中でこれは驚異的な占有率である。
東京ガスは関東で都市ガスを供給するのが本業である。同社は既にガス供給で関東一円にネットワークを持ち、顧客を知っている。営業拠点があるということはゼロからのスタートではなく、基礎はしっかりできてからの始まりなので、他社よりも大きくリードしているといっていいだろう。
近年、オール電化住宅の普及でガス供給が必要ではない世帯が増加している。その影響もあり、東京ガスは電力販売に熱心に取り組んでいるとみられる。東日本大震災発生後、一時的にガスにスポットが浴びたが、電力の安定した供給により、ほぼ忘れさられているのが現状である。
2017年4月には都市ガスの小売りが全面自由化される。そのことを見据え、東京ガスは早いうちから都市ガスと電力供給をセットで売り込み、販売先を強化しているとみられる。東京ガスはガスと電力の契約でセット割引を打ち出していて、標準的な3人世帯では東京電力の通常契約と比較市、1万円近く割引になるという。
今後は首都圏に限らず、大都市圏ではガス会社と電力会社の電力供給で競合することとなる。17年4月には都市ガスの小売りも自由化されるので、大手電力がガス販売に参入する可能性が大きい。