秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

北大阪急行が延伸開業へ

2024-03-21 04:51:13 | 日記

 23日、北大阪急行電鉄(豊中市)が延伸開業する。2.5㌔の延伸区間には2つの駅を整備することで、大きく利便性が向上される。

 

 北大阪急行は大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れをしていて、新大阪や梅田、なんばなどに乗り換えなしで行き来できる。箕面市から大阪都心部へ直結で結ばれることで、30分程度で行き来できるようになる。新たな住宅やマンションの建設、商業施設の整備や開業など、経済効果は3,000億円以上、見込まれるという。

 

 大都市圏では鉄道の延伸は重要であり、街を大きく変ぼうさせる可能性が高い。鉄道延伸による駅の開業により、これまでバスなどで移動していたものが鉄道利用となることで、時間を読める、安価な移動が可能となる。大都市圏の中心部は地価が高いことで、一般市民が簡単には居住できないので、どうしてもほとんどの人は郊外へ居住することとなる。

 

 大都市圏の場合、私鉄を中心に運賃が安価である。JRや地下鉄を含め、鉄道網が充実していることで、地方都市よりも広範な移動がしやすい。大都市圏の場合、現在でも人口増加を続けている自治体もあり、交通体系の充実は重要である。朝夕の混雑を緩和させつつ、人の行き来を活発にすることで、経済を好循環させることは重要である。

 

 人口が多いほど、人口密度が高まることで、クルマでの移動はしにくくなる。鉄道で移動したほうが効率的であり、安価に移動が可能である。また運行本数が多いことで、住民にとっても利用しやすい。鉄道は同一方向への大量輸送が可能であり、クルマやバスとは比較にならないほど、多くの人員を輸送することができる。通勤ラッシュが発生しても、定時性はほぼ確保されているので、利用者離れとは無縁である。

 


伊予鉄グループがICOCAなどを導入へ

2024-03-14 04:13:42 | 日記

 伊予鉄道グループ(松山市)は13日から市内を走る路面電車、松山市内と松山空港を結ぶリムジンバスにおいて、交通系ICカード「ICOCA」を導入した。これにより、「Suica」や「SUGOCA」など全国共通ICカードでの利用が可能となり、利便性が向上される。

 

 四国地方は交通系ICカードの導入が遅れている。全国共通ICカードの導入により、県外や外国からの訪問客の支払いが容易となり、スムーズな乗り降りにつながる可能性が高い。利用客側としては、小銭でのやり取りが不要となり、残高さえ残っていれば、読み取り機にタッチするだけで利用可能となる。

 

 また交通系ICカードはコンビニや駅売店など小売業では広く普及し、レジでのやり取りの時間が短縮されることで、店側、利用者側、双方にメリットがある。特に店舗側では人手不足の解消や自動化により、経営コストの削減が期待される。

 

 政府は現金でのやり取りをしないキャッシュレス決済を推進している。東京都ではキャッシュレス決済の利用率が50%を超え、急速に普及している。人口が多く、買物客が多い首都圏ではキャッシュレス決済の効果が絶大である。市中の現金流通量が減ることとなり、現金輸送をする回数が減少することで、犯罪防止にも寄与することが期待される。

 

 全国的に交通系ICカードが普及してきている。さらに普及を推進することで、現金でのやり取りを減少させ、スムーズな決済を推進し、レジでのやり取りの時間短縮や店舗での経費削減につなげることで、効率的な経営が可能となる。

 

 電車やバスにたくさんの乗客が乗降しても、キャッシュレス決済だとそう長い時間は要しない。これらの遅延の解消につながり、乗客側としては、現金を準備する手間が省け、手間を解消することができる。

 


高速道路の4車線化について

2024-03-03 04:27:24 | 日記

 全国に高速道路網が整備され、総延長はさらに増加し続けている。小泉政権時に高速道路の建設が慎重になったことがあったものの、その後、解除され、現在でも全国で延伸され続けている。

 

 交通量が多い高速道路では4車線以上で共用されているが、交通量が少ない区間では暫定2車線で共用されている。交通量が少ない場合、コスト削減を図りつつ、完成させたいため、どうしても2車線となりやすい。

 

 暫定2車線の高速道路を4車線化する場合、交通量など一定の基準が必要である。費用対効果の側面から慎重に検討することで、地元の意向も踏まえ、4車線化を決定することが重要である。

 

 現在では多くの都市に高速道路が供用され、行き来が可能である。ただし、大都市圏を中心に高速道路といえども、渋滞が発生する道路があるので、新たな道路を建設しても、問題はない。

 

 国内では今後、人口減少や少子高齢化がさらに進むことが確実である。クルマの所有台数や通行量を考慮しつつ、高速道路の整備を行うことが重要である。せっかく整備しても、交通量が少なく、開業効果が小さければ、公共工事としての批判が大きくなり、今後の建設計画に影響が出る可能性もある。

 

 高速道路が4車線になれば、たしかに便利であり、安全性が高まる。事故や渋滞のリスクが減少し、安全な走行につながりやすい。現在では暫定2車線であっても、中央にワイヤーロープによる簡易中央分離帯が整備されることで、衝突や車線脱線などのリスクが軽減されている。