23日、北大阪急行電鉄(豊中市)が延伸開業する。2.5㌔の延伸区間には2つの駅を整備することで、大きく利便性が向上される。
北大阪急行は大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れをしていて、新大阪や梅田、なんばなどに乗り換えなしで行き来できる。箕面市から大阪都心部へ直結で結ばれることで、30分程度で行き来できるようになる。新たな住宅やマンションの建設、商業施設の整備や開業など、経済効果は3,000億円以上、見込まれるという。
大都市圏では鉄道の延伸は重要であり、街を大きく変ぼうさせる可能性が高い。鉄道延伸による駅の開業により、これまでバスなどで移動していたものが鉄道利用となることで、時間を読める、安価な移動が可能となる。大都市圏の中心部は地価が高いことで、一般市民が簡単には居住できないので、どうしてもほとんどの人は郊外へ居住することとなる。
大都市圏の場合、私鉄を中心に運賃が安価である。JRや地下鉄を含め、鉄道網が充実していることで、地方都市よりも広範な移動がしやすい。大都市圏の場合、現在でも人口増加を続けている自治体もあり、交通体系の充実は重要である。朝夕の混雑を緩和させつつ、人の行き来を活発にすることで、経済を好循環させることは重要である。
人口が多いほど、人口密度が高まることで、クルマでの移動はしにくくなる。鉄道で移動したほうが効率的であり、安価に移動が可能である。また運行本数が多いことで、住民にとっても利用しやすい。鉄道は同一方向への大量輸送が可能であり、クルマやバスとは比較にならないほど、多くの人員を輸送することができる。通勤ラッシュが発生しても、定時性はほぼ確保されているので、利用者離れとは無縁である。