秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

仙台東西線、予測の58%

2016-03-06 05:51:06 | 日記
 2015年12月に仙台市営地下鉄・東西線が開業した。仙台市では2番目の地下鉄であり、仙台駅を中心に東西へ路線が位置している。

 開業後、3ヶ月で東西線は当初予測の58%の利用率であるという。1月、2月が冬休みの時期と重なったこともあり、利用は低調であった。まだ3ヶ月しかたっていないので、一概にはいえないが、東西線の利用促進にはつながっていないようだ。

 市の予測とは裏腹にバスから地下鉄への利用転換が思うようには進んでいない。またマイカー利用者は少なくはないので、地下鉄利用の障壁となっているようだ。

 JR、地下鉄仙台駅周辺には数多くの商業施設があり、東北随一の繁華街である。駅ビル・エスパルやパルコ、大型書店、ヨドバシカメラなど数多くの商業施設を有し、通行客数は数多い。それにもかからず、東西線の利用は低迷している。

 市郊外に大型店が数多く進出している影響を否定はできない。副都心・長町や泉中央などにも大型商業施設はあり、必ずしも中心部へ向かわなくても手に入れたい商品を手に入れることができる。

 東北大の近くに位置する駅は利用状況が悪くはないので、4月以降、どのくらい増加するかが1つのカギである。

函館空港は意外に便数が多い

2016-03-06 05:05:13 | 日記
 北海道の南端に位置する函館市郊外に函館空港をある。函館市都心からクルマで15分である。北海道新幹線開業後は新幹線と航空が競合することとなる。

 函館空港は意外に便数が多い。函館-東京 10往復、函館-新千歳 2往復、函館-丘珠(札幌) 10往復などである。

 函館から新千歳、丘珠は12往復あり、特急列車や高速バスと競合している。特急で3時間30分程度でも航空と競合しているケースは数少ないとみられる。

 函館-丘珠も十分利用者がいるということであろう。搭乗手続き等を考えても、航空を利用する一定の層がいるということであろう。

 北海道新幹線が札幌まで開業すれば、函館-新千歳、丘珠は全廃する可能性が高い。

沖縄県に鉄道を建設するべきだ

2016-03-06 04:50:38 | 日記
 沖縄県にはモノレールはあるものの、いわゆる鉄道はない。現在、沖縄県では県都・那覇と名護を結ぶ鉄道の計画が検討されている。県の計画によると、那覇-名護を60分で結ぶというのが構想であるという。

 現在、那覇-名護は高速バスで97分かかり、鉄道が建設されれば、60分で行けるという。37分の時間短縮である。ただし、県の試算では建設費が5,600億円かかり、県単独だと建設はできないので、国への財政支援を求める意向だという。

 建設費用は多額ではあるものの、那覇-名護の鉄道は建設するべきだ。沖縄県は第二次世界大戦後、日本の敗戦により、アメリカ合衆国へ占領された。現在では日本へ返還されているものの、米軍基地の面積が大きく、本土よりも悪い環境に置かれているといえる。高度経済成長期における日本の発展の犠牲になっていた部分があり、それを解消することも必要である。

 クルマの混雑時の移動速度で比較すると、那覇市は東京23区や名古屋市、大阪市よりも遅い結果が出ているという。那覇市は名古屋市の人口の5分の1以下であり、東京23区の20分の1以下である。那覇市に鉄道がないことはこの結果にもきちんと表れている。

 沖縄県は全国の多くの県は異なり、人口は増加傾向である。さらに合計特殊出生率は全国でも上位に位置している。気候が温暖であり、降雪はほぼないことから、人への負担感は小さいのである。

 那覇-名護の鉄道はモノレールとの乗り換え駅を設け、過度のクルマ依存から脱却するべきだ。沖縄県在住者が鉄道に慣れれば、他県へ旅行や移住したときに鉄道を利用するときに何ら違和感がなく、利用することができる。

 鉄道が建設され、運行されることになると新たな雇用を創出することとなり、本土よりも悪い雇用状況が改善されることとなる。鉄道沿線は新たな街ができ、開発がされることとなり、人口定住にもつながる。

 沖縄県の現状を考慮すると鉄道建設は必要であり、整備するべきだ。