秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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日暮里・舎人ライナーは好調

2016-03-13 04:34:17 | 日記
 東京都交通局が経営する新交通システムである日暮里・舎人ライナー。2008年の開業以来、利用者数は上昇傾向であり、開業時と比べ、1.4倍に増加しているという。交通局の当初の予測よりも実利用者数が上回り、利用者数が当初予測を上回るのは少ないケースだという。

 日暮里・舎人ライナーは鉄道がない場所を主に通っていて、開通まで鉄道の恩恵をほとんど受けていない場所に通っている。他に東京圏への人口増加も利用者増につながっている。1番混雑する時間帯や区間では全国有数の混雑率であるという。

 交通局は利用者増に手をこまねいているわけではなく、増便絡みのダイヤ改正を毎年のように実施している。それでも追い付いてはいないのが実情である。

 日暮里・舎人ライナーの沿線である荒川、足立区では新たな軌道系交通の誕生で移動時間が格段に短縮された。交通網の整備は安定した旅客輸送を実現し、バス利用からシフトさせることとなる。

 荒川、足立区はどちらかというと今まであまり目立つような場所ではなかったが、軌道系交通の開通により、スポットを浴びることが増えたようである。現在の利用状況が続く限り、埼玉県への延伸をする必要性が出てくるだろうが、経営主体は東京都交通局であるため、埼玉県側は第三セクター会社での経営になるとみられる。

 新交通システムは人口の多い、密集している割に軌道系交通がない地区への導入が適当である。これから導入する地区が出てくる可能性もある。