JR北海道は厳しい経営が続いている。全路線が赤字経営であり、黒字を計上するのは関連事業となっているのが現状である。本業である鉄道事業で黒字を計上できないのは、今後のことを考えても、かなり厳しいといわざるを得ない。
JR北海道は2020年4月から6月期の四半期決算において、126億円の純損益(赤字)を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大により、鉄道利用者が大幅減となったこと、関連事業であるホテルやビル経営などに休業期間が生じたことが原因である。
現段階において、新型コロナの勢いは収まっているとはいえない。鉄道利用は低迷したままであり、とてもV字回復は望めない。しばらくは厳しい経営が続くことは確実である。
通勤通学で利用する短距離はそうでもないが、中長距離では影響が大きい。国は「GO TO トラベル」キャンペーンを実施することで、旅客需要を回復させようとしているが、V字回復は望めず、特効薬とはいえない。
新型コロナが収束することを期待しつつ、検査態勢の充実やワクチンの開発が求められる。
JR北海道は2020年4月から6月期の四半期決算において、126億円の純損益(赤字)を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大により、鉄道利用者が大幅減となったこと、関連事業であるホテルやビル経営などに休業期間が生じたことが原因である。
現段階において、新型コロナの勢いは収まっているとはいえない。鉄道利用は低迷したままであり、とてもV字回復は望めない。しばらくは厳しい経営が続くことは確実である。
通勤通学で利用する短距離はそうでもないが、中長距離では影響が大きい。国は「GO TO トラベル」キャンペーンを実施することで、旅客需要を回復させようとしているが、V字回復は望めず、特効薬とはいえない。
新型コロナが収束することを期待しつつ、検査態勢の充実やワクチンの開発が求められる。