北海道新幹線の想定利用率を２６％と予測

　３月２６日に北海道新幹線の新青森－新函館北斗が開業する。ＪＲ北海道は同区間の当面の想定利用率を２６％と予測しているという。乗車人員にすると2,500人ほどである。

　新青森－新函館北斗はビジネス利用が少ないので、高い利用率は見込めないが、ＪＲ北海道は想定利用率を低めに設定しているようだ。東京－函館の移動動向において、新幹線が航空からの奪還をあまり重視していない可能性が高い。

　ＪＲ北海道は東京－函館の移動動向で鉄道が１割程度であるが、新幹線開業後は３割を目指すという。これもやや厳しさがあるが、ＪＲには頑張ってほしい。


　

ヨドバシカメラが駅前再開発に貢献

　都心型家電量販店であるヨドバシカメラ。ヨドバシは大都市の再開発に関わるケース増えてきた。

　現在、ＪＲ新宿駅西口で再開発計画が進められていて、これを機にヨドバシは新宿西口本店を建て替え、現在の２倍の面積に増床する計画だという。2020年の東京オリンピック開催までには完成させる意向だという。

　ＪＲ仙台駅東口には移転した近くに再オープンし、面積を拡充させている。東日本大震災からの復興という意味合いもあるという。

　ＪＲ札幌駅近くにヨドバシは２店出店していて、１店にまとめる気配は今のところ、ないようである。

　ヨドバシは駅前再開発に合わせ、建て替えや移転で店舗を増床している。駅前の再開発に貢献しつつ、自社の店舗を拡大させるという手法である。駅前のまちづくりに寄与しながら、売上増加を図るという手法である。

　ヨドバシは家電量販店では売上高５位ではあるものの、他社よりも利益を重視しているという。今後、同業のビッグカメラとは異なり、テナントとして入居するのではなく、土地や建物は自社で調達するケースが多いという。