秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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青森市新庁舎建設問題は進まず

2016-03-21 05:38:04 | 日記
 現在の青森市中央に立地する青森市役所庁舎は国道4号沿いにあり、市営バスが数多くの路線を運行している。市庁舎の建物は老朽化が進み、2018年には耐用年数とされている50年を迎えるという。

 現庁舎の耐震診断では建て替えが必要と診断され、現在、市は新庁舎建て替えを検討し、作業を進めているところである。現在、市庁舎は分散されているので、なるべく集約化を図り、事務の効率化を図り、利用者の利便性を向上させる方針だという。

 新庁舎建設はまだ工事が始まってはいない。策定された計画によると、17年度には供用開始したいという意向ではあるが、かなり難しい状況である。建設費の問題やアウガ問題が浮上し、きちんとした方針が示されてはいない状況である。

 フェスティバルシティ・アウガはJR青森駅にほど近く、中心商店街である新町通りに立地する。アウガをする第三セクター会社は赤字経営を続けていて、これ以上、同じ手法で経営するのであれば、近い将来破たんするという診断がなされている。

 16年に入り、市はアウガを公共化する方針を打ち出し、1階から4階の床と土地を市が買い取ることにするという。アウガには市役所機能の一部を入れる方針が打ち出され、合わせて新市庁舎建設費の圧縮を図ることが検討されているという。

 現在、二期目である鹿内博市長の方針は二転三転し、定まった方向性が示されてはいないようだ。市当局全体が市長に振り回され、混乱しているといっても、決して過言ではない。

 アウガに市役所機能を入れるということになると、新市庁舎の機能は現在よりも良くはなるが、分散された部局が出ることとなり、一体的な市役所になるとまではいえない。

 秋田市では16年度中に新庁舎が完成し、供用開始となる予定である。完成祝賀会と市民向けの内覧会が4月17日に開催され、新庁舎建設は順調に進んでいる。青森市とはかなり異なり、建設費以外のことを除き、ほぼ問題なく進んだ。

 青森市の新庁舎建設問題は未だに解決しておらず、建設には至ってはいない。このまま状態が続くと東京オリンピックが終了してからでないと新庁舎は完成しない可能性が大きい。

奨学金も貸付業務

2016-03-21 04:02:02 | 日記
 近年、学業のために奨学金を借り受け、卒業後、返済できないケースが急増している。卒業後の就職がままならない、あるいは短期間で辞めたことが多くの原因であるとみられる。

 奨学金の種類はいろいろあるが、借りたカネは返すのが基本である。学業成績や条件によっては、返済義務のない、あるいは返済金が減額されるものがあってもよいが、一定の条件を課すべきだ。条件を課すことで学生の勉学へのモチベーションが上がる可能性が高い。

 奨学金を受け、無理をして、3流大学へ行く必要はない。行く、行かないは本人の自由であるが、投資したカネに対し、リターンが得られるかどうか。得られない可能性のほうが高い。

 奨学金といえども、商売の一貫として貸し付けられているといっても、過言ではない。奨学金はわかりやすくいうと「学生ローン」のようなものである。銀行ローンよりイメージが良いが、利息を付された上、返済しなけらばならないケースが大半である。

 学生ローンには今後、積極的に銀行が参入してくる可能性が高い。