加古川医療センター周辺を散策 ２０１１年１０月４日

今日は朝から文句のない秋晴れに恵まれた、少し動けば汗ばむほどだ、前回、呼吸器内科の診察で採取した唾液の検査の結果を聞きに家内を加古川医療センターへ１０時半ごろ連れて行った、ところがいつもの様に坂を登ってセンターの方へ右折すると、駐車場へ入って行こうとする車の長蛇の列が出来て渋滞していた！ここに来るようになって以来、この様な渋滞は初めてのことだった、それだけ患者が増えたってことかな？・・・

他に駐車場はないのだろうか？センターの南側には立派な広い駐車場はあるが、全面が職員専用のものである、前方に目をやれば、２軒の処方箋薬局の向こうに広い空き地があり、そこにも車で溢れ返っていた、もしかして、あれが第２駐車場なのか？家内を降ろしてから、渋滞の列から外（はず）れて、そこへ直行した、正解だった☆砂利（じゃり）が敷かれた粗末な仮設駐車場であったが、何箇所かあった空きスペースに難なく車を泊めることが出来た・・・

この加古川医療センターの建物は免震構造になっていて、強い地震に襲われると、左右に６０cmづつ揺れるようになっている・・・

その第２駐車場からは、生前、お袋が２年程世話になった幸生リハビリテーション病院と特養・白寿園が直ぐ目の前に見えていた、そして２００mほど離れた医療センターへ入り、呼吸器内科の診察室のあるEブロックの待合所に行くと、再来カードを再来受付機に挿入するだけで受付手続きを済ました家内が診察室の前でソファに座っていた、待合時間と診察時間を合わせると４５分はあると見込んで、家内に『そこらを散策してくると』と言って外へ出た・・・

さあ、今晩は第九の日なので、入浴してから、夕食食べて、そろそろ出かける支度をせねば、では、のちほど・・・ロングブレス・ウォークしながら先ほど９時４０分頃に帰宅した、今晩の練習で、加古川第九合唱団はDからTの終わりまで全てのディテールを網羅したことになる、来週からは何回も何回も反復練習して、あと２ヶ月弱に迫った、１２月３日土曜日午後３時開演の本番を迎えることになる、皆さん、聴きに来てね、入場券なら売るほどあるよ、１階自由席なら３５００円だ～～い！では、今日のブログ本題に戻ろう・・・

センター正面玄関から出ると、職員用駐車場を廻って地階へ向かうランプを下りて行った、幼い子供達の声が聞こえてきて、目をその方に落せばそこは保育園になっていた、そこは“なかよし保育園”と呼ばれ、医療センターの職員たちの子供３０人が預けられていた、園長さんと話していると、一人の女の子がやって来て『これできてん！』と言って、びっくりするほどデッカイさつま芋も手にして、誇らしげに園長さんに見せた、少し離れたところには畑があった、さぞ肥料が効いたのだろう・・・

それから第２駐車場の裏道から出て、雑草が生い茂る空き地を通り抜けていった、１９９５年（平成７年）１月１７日に起きた阪神淡路大震災の前日に８３歳で亡くなったお袋の面影を追って特養ホーム白寿園と幸生リハビリテーション病院へ近づいていった、この辺りはスッカリ様変わりしていた、土日の休みになるとマラソンやトライアスロン、加古川第九合唱、氷丘南混声合唱や加古川シティオペラなどに現（うつつ）を抜かして、見舞いに余り来てやれなかった、‘親孝行したい時に親はなく’と何度悔いたことか、お袋、ごめん・・・

お袋が転んで骨折した時は車椅子を押しては、この坂を歩いたものだ、あの頃の光景が蘇ってきた！懐かしい！白寿園も幸生病院も古い建物は残っていたが、増設されて新しくなっていた、特に幸生病院がスッカリ新しくなった、少し坂を下ったところには幸生リハビリテーション病院新館として白亜の殿堂が出来ていた☆また“こすもす園”が新設されていた、１６年前にはデイサービス“こすもす園”はあったかな？なかったような気がする・・・

坂を登って先に進むと、医療センターからも見えていた東播磨南北道路と加古川中央幹線道に行き着いた、南北道路も中央幹線もはここで途切れてはいるが、南北道路に沿って走る側道の中央幹線道はななな～～～んと！ここまでは開通していたのだ！次回は、家内の入院の日１０月１７日になるが、ここまで中央幹線道に乗って来てみよう・・・

これから医療センターに帰ろうとしていたとき、家内から「すべて診察も終わり、会計も済まして、今、売店で入院用寝巻きなどの買い物をしているので早く戻って来てくれ！」との電話が入った、唾液の検査結果は心配されていた結核菌は検出されず、気管支喘息の症状が少しあるので喘息の薬の処方箋を書いてもらったらしい、前回と同じ“たんぽぽ薬局”に寄って薬を受取った、その帰り回転すし“スシロー”で昼食を食って、マルアイで買い物をして帰ったら２時になった、家でお留守番していたサクラが待ちくたびれていた・・・