Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

日本陸上選手権最終日 2009年6月28日

2009-06-28 21:09:33 | 日記・エッセイ・コラム

『THE BEATLES by MEN’S BIGI』販売促進プログラム

ツタヤ・ディスカス

今日も広島ビッグアーチの上空には夏の太陽が容赦なく照りつけていた、バックストレートの向かい風が強いのが気になる、やがて女子走り幅跳び決勝と男子走り高跳び決勝が始まった、2回目の跳躍で桝見咲智子(九電工)が6m53を跳んで6m33しか跳んでない女王・井村久美子をリードしていた、醍醐直幸(富士通)が5回目のジャンプで2m24をクリアした・・・

トラック最初の種目、女子800m決勝が始まった、陣内(じんのうち)綾子(九電工)がタイムはB標準(2′01″)にも及ばない2′04″76であったが、2位の若い久保(20歳、デオデオ)を抑えて2年ぶり2回目の優勝を決めた、走り高跳びのバーをA標準の高さ2m30上げて醍醐はトライしたが1回の試技を失敗して競技を止めた、インタビューでベルリンまでに2m30を跳んで起きたいともらしていた、男子やり投げでは村上幸史(スズキ)が最後の6投目にB標準突破の78m25を投げて10連覇を果たした・・・

今日二つ目のトラック種目、男子1500mが始まった、ここでななな~~~んと驚愕(きょうがく)の番狂わせが起こった!!この種目に5000mの覇者・上野裕一郎(ヱスビー食品)がエントリーして来た!!スタートして1周59秒でラップを刻んだ、すると突然上野がグングン40mぐらい大きく飛び出し錯乱作戦に出た、ラスト1周5年連続7回目のVを狙う王者・小林史和(NTN)が懸命に追い上げるもその差は余り詰まらず上野がそのままガッツポーズで5000mにつづいて2冠を果たした☆☆、タイムはB標準(3′39″20)にもう一息の3′42″51であった・・・

ここでKing of Sports と呼ばれる男子十種競技“Decathlon デカスロン”とQueen of Sportsと呼ばれる女子七種競技“Heptathlon ヘプタスロン”の総合得点の結果が発表された、男子は初日に5種目(100m、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m)、二日目に5種目(110mH、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m)をこなしている、女子は初日に4種目(100mH、走り高跳び、砲丸投げ、200m)と二日目に3種目(走り幅跳び、やり投げ、800m)をこなして来ている、デカスロンの王者はB標準(7730点)を突破する7753点を獲得し代表を決めた池田大介(WUA)であった☆☆またB標準(5900点)に僅か及ばなかったが、最後の種目800mを走り終えてバッタリ!トラックに倒れこんで苦しみに顔を歪め5802点を獲得し優勝した中田有紀(日本保育サービス)がヘブタスロンの女王に輝いた☆☆

女子走り幅跳びの決着が着いて新しい女王が生まれた、5回目にB標準突破の6m65を跳んで喜びの涙を流した桝見咲智子が2回目の6m46に留まった井村久美子を破ってベルリン代表を勝ち取った☆☆女子400m決勝では丹野麻美(ナチュリル)がB標準(52″50)に僅か届かなかったものの52″96の圧倒的な強さで400mH2位の青木沙弥佳(ナチュリル)を抑えて3年連続5回目の優勝を果たした☆☆

男子400m決勝は第25回夏季ユニバーシアード(2009年7月1日~12日、ベオグラード、セルビア・モンテメグロ)代表を決めている大学勢二人が1位と2位を決めた、いつもの金丸ダンスの後スタートしたぐんぐん飛ばしていく金丸祐三(法政大)がそのまま45″84でゴールし日本選手権5連覇を果たした、そのあとに続いて広瀬英行(慶応大)が自己新更新の45″84(B標準突破)でゴールした☆☆

準決勝でぶっちぎりの好タイムで決勝に残っていた千里と塚原の100m決勝への欠場が発表された、う~~~ん残念!!千里は右足のつけ根を痛めたらしい、塚原は左脚の腱を痛めたらしい!!まあこの二人は代表は決まったようなもので大事を取って棄権したに違いない、千里棄権の7人での女子100mを征したのはやはり萌木子が50mからのばして自己ベストの11″32には僅か及ばなかったがB標準(11″40)突破の11″34で2位11″50の渡辺真弓(ナチュリル)をかわして日本選手権2度目の覇者となった☆☆

塚原欠場の中で行われた男子100m決勝は準決勝でA標準突破した早稲田大コンビが1位と2位を占めた、1位には10″14の江里口匡史(えりぐち まさし)が初Vでベルリン代表を射止めた☆☆、2位には惜しくもB標準(10″28)に終わったが10″22の木村慎太郎が入った☆2位の木村と雪崩れ込むようにしてゴールした荒尾将吾(福岡大)がB標準突破の10″23で3位に入っている☆実にこの種目男子100mの層は厚い、今大会だけでもA標準突破者が塚原を含めて3人は見込める、高平を含めるとメダルが狙える400mリレーメンバーが組めてしまうヽ(^。^)ノばんざ~~い

あれっ!?画面を観る限り広島ビッグアーチに全ての競技が終わってしまったような雰囲気が漂っている!?やがてNHK総合の中継タイムテーブルは予定通り全て終わった、18:05から始まるはずの男子10000m決勝のような視聴率の取れる種目をどうして放映しないのだろうか??まさか行われない??まさか中止になったのだろうか??

その夜遅くJAAF(日本陸上競技連盟 Japan Association of Athletics Federation)のサイトを覗いて男子10000m決勝の結果をチェックしたが空白になっていた、翌日の新聞に目を通すとあった!!だが捏造か!?と疑いたくなる結果である!?なんと男子10000mのベルリン代表を射止めたのは佐藤悠基でもなく松宮隆行でもなく北村聡でもなかった!?旭化成の岩井勇輝28′19″25となっていた、2位、3位にもこれまた馴染みのない28′30″39の中尾勇生(トヨタ紡織)と28′40″30の尾田賢典(トヨタ自動車)しかなかった!?

JAAFサイトで確認すると確かにそうなっていた、どうやらオープン参加Hondaのジャルソ28′04″20とトヨタ紡織のジェル28′17″31につづいて日本勢がゴールしていったらしい、北村聡(日清食品グループ)が28′57″40の6位、小生の本命・佐藤悠基(日清食品グループ)は28′58″46の8位、不調を聞いていた松宮隆行(コニカミノルタ)は29′14″99の12位に終わっていた(・_・)・・・

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