朝から降り続いた雨で甲子園での広島vs阪神戦の試合が危ぶまれたが、３時頃だったろうか雨も上がり予定通り６時から試合が始まった、珍しくサンテレビが阪神vs広島戦の生中継を取り上げてくれた、今日の我が広島の先発は４月３０日の中日戦で９－０でプロ入り４年目にして初完投初完封を果たした青木高広である、今夜も青木に期待がかかる・・・
１回表の広島の攻撃は東出、ソヨギが凡退し天谷がヒットを打ったものの栗原が三振して終わった、今夜の青木の滑り出だしは余りピリッとしていなかった、マートンをショートゴロに打ち取った後、平野→鳥谷→新井と出塁を許したあと、あっ！城島に内角高めのスライダーを上手く合わされ『ボッカ～～～！！』レフトスタンドへグランドスラムを叩き込まれ青木は４点を失った、３回にも城島にタイムリーで１点追加され阪神のリードが５－０となった・・・
しかし５回表広島の猛攻撃が待っていた☆いきなり赤松がセンターオーバーの２塁打で出塁したあと倉にショートオーバーのクリーンヒットが出てランナー１・３塁となる、ベンチは青木を諦め代打に会沢を送った、期待に答えて会沢がレフト前にタイムリーを放ちまず１点を返した、次のソヨギが左中間にタイムリーして赤松を帰し２点目が入った・・・
天谷がショートフライで２アウトしたあと４番栗原が左中間フェンスを直撃する２点タイムリー２塁打を打って４－５と１点差に迫った☆開幕から打率３割台をキープする期待の広瀬がホッサムからスイッチした渡辺にセカンドゴロに討ち取られ５回の反撃が終わった、１点差ならこの後何とでもなれるぞ！・・・
５回裏の阪神の攻撃を岸本秀樹がゼロに抑えた、６回表広島の無得点のあと、その裏も岸本が続投したが、サード小窪のエラーで城島が１塁に出る、ブラゼルを三振にしとめるも次の桜井にレフト前にヒットを打たれランナーを１・２塁に背負ったところで、４年ぶり復帰登板３試合目のベイルに繫ぎ金本→関本を討ち取り無得点に抑え４－５のまま７回に進む・・・
７回は両軍とも無得点のままで進み、８回表広島の攻撃に入った、この回から阪神のピッチャーは久保田に変わっていた、天谷がレフトへヒットを放って出塁する、あっ！今日当たっている栗原のバットがまたしても火を噴いた！☆『ボッカ～～～！！』センターの頭上を越えてバックスクリーンへ第４号逆転２ランオームランが飛び出した！☆
６－５となったあと、７回から広瀬に替わってライトに入っていた岸本貴裕がレフトフライで１アウトになるも小窪と赤松がヒットを打ちランナー１・２塁とチャンスが広がった、しかしつづく倉と代打の前田智徳が凡退して追加点は生まれなかった・・・
その裏このところセットアッパーとしてピリッとしない高橋がマウンドに上がった、そしてこのあと広島にとって恐ろしい悪夢が襲った！城島がセンター前へ→ブラゼルが１・２塁間を抜くヒットでランナー１・２塁となる、桜井凡退したあと、狩野が敬遠のフォアボールで１アウトフルベースとなる、あっ！あああ～～～！代打・矢野が３・遊間を抜いてまず１点を返され！６－６の同点とされる！！不吉な予感が漂う・・・
なおも１アウトフルベースのピンチがつづく、ここで何故何故？高橋を替えなかったのか！？悔やまれる！！続投した高橋から恐れていた広島の戦意を喪失させるマートンの満塁ホームランが『ボッカ～～～！！』バックスクリーンへ飛んで飛んで飛んで行った！！６－１０！！あああ～～～・・・
何で～～！ベンチはなおも高橋を続投させたではないか！平野にヒットを打たれた！次の鳥谷はセンターフライになったところで、今季法政大から入団したルーキー武内久士が敗戦処理投手として登板して新井をショートゴロに仕留めて阪神の追撃を絶ったが時遅しである・・・
９回表広島の最後の反撃のチャンスの前にストッパー藤川球児が立ちはだかった！東出が三振、ソヨギがピッチャーライナー、天谷がセカンドゴロに捻られて万事休すとなる、明日の広島先発予定はプロ５年目今季まだ勝利のない今井啓介（２３歳）である、スタンリッジに投げ勝って初勝利を挙げてくれ！！・・・
