路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

読書感想文

2006年11月15日 23時17分35秒 | Weblog
 最近、仕事の本やノンフィクションばかり読んでいた。
 高校時代からの友人 clockwork さんのブログに「小説」の感想文がたくさん書かれていたので久しぶりに「小説でも・・・。」と探していた。

 「トリアングル」  俵 万智
 映画「短歌」の原作。ラジオで紹介していたので書店で購入した。
 トイレと風呂が私の主な読書スペース。隙間時間で並行読書。先ほど読み終わった。
 まぁ、「いい年した男が読む本でもないか?」と思わないでもないが。

 主人公30代半ばの女性。家庭持ちの50男Mと20代の若い男との恋愛に揺れる女心を描いている。主人公に感情移入することは難しいが、年を重ねても恋愛ができる人々をうらやましく思う。純粋に娯楽小説としても楽しめた。そして、俵万智ならではの時折挟まれる短歌には新鮮みを覚える。私にとっては新しい小説の形だ。
 
 どちらかというと、不倫相手のMの方に興味を覚える。この年でこんなにスマートでかっこいい男にあこがれる。(でも、自分ならば家族に気づかれないように不倫をする労力も時間もエネルギーも情熱もないなぁ。あるのは興味とあこがれか?)
 
 主人公は、「恋愛と結婚は直結しない」と考える。このへんに異論はない。
 「結婚という制度に興味はないが、子供を持つことには興味がある」と考える。このあたりはぎりぎり許容範囲か。
 「子どもは二人の間をよりよくするために持つのではない」納得。
 「私が、その子に会いたいから産む。」・・・。女性としてはそうなのだろうか。「会いたいから産む。」という気持ちも分らないではないが、子どもの気持ちはどうなのだろう。小さな赤ん坊もやがては物心が付き親を批判する能力を持つようになる。シングルマザーを批判するわけではないが、「会いたい」だけで産まれては子どもも迷惑ではないだろうか。しかし、少子化の現在どんなんでも産んでくれた方がよいのだろうか。

 小説を読むと筆者の思惑とは(たぶん)違うことを考える。それが楽しかったりする。

風邪をひいてしまいました

2006年11月15日 05時45分52秒 | Weblog
日曜日は娘の七五三
近所のスタジオでドレスと着物で撮影
全部で5カットの「七五三セット」を注文

予約段階では9時半入りの11時終了予定
しかし、当日はものすごい混雑
着替えでトラブル 撮影が長引く
(3歳児がむずがっていたり、赤ちゃんがカメラを見てくれなくてスタッフの人が一生懸命あやしていました。我が息子もスタッフ並みに小さい子の面倒を見ていたのには少し感心)
娘の撮影は12時40分(1時間40分押し)

その間狭いスタジオに3時間以上かんづめなっていたからでしょうか。それとも午後に行った久伊豆神社が寒かったからでしょうか(家族で私だけ)風邪をひいてしまいました。

「体を温めた方が治りやすいんだろうなぁ」と思い、軽くジョギングをしたりしているのですがひどくはならないけれどよくもなりません。

つくばまであと11日。