・知人の死
1年半程前、いっしょにバレエの舞台に立った仲間が亡くなった。48歳だった。大袋公民館コースを走っているときにレース用の自転車で走っていて挨拶を交わしたこともあった。メタボとは無縁のスポーツお父さんであった。ガンの再発だったという。
世の中では毎日のように多くの命が生れ、多くの命が失われる。若くして命を失う方もいる。その中でも、知人の訃報にあうととてもショックだ。
やはり自分の命について考えてしまう。必ず終わりが来ると誰もが解っているこの命。残された時間。どのように使おうとそれは自分に任されている。もう戻ることはできないこの「今」という時なのに、こんな時間の使い方をしていてよいのだろうか?と悩むこともある。
一方、昔の人達に比べたら充分人生を生きたからもう充分じゃぁないかと思うときもある。いっそ死んでしまいたいと思ったときもある。死んだらその瞬間からこの世に永遠に存在することができないのだから「死にたくない」と強く思うこともある。
映画「感染列島」で、患者から院内感染をして発病し、吐血した医者が、「今までたくさんの患者の死を見てきたけれど、やっぱり死にたくない。」と言うせりふがあった。「やっぱりそうなんだよなぁ」と共感してしまった。
知人の死をきっかけに、久しぶりに「命」や「残された時間の使い方」などを考えさせられた。
「この世の悩みが ゼロになる」(小林正観 著)の中に、「3人からの相談」を受ける場面がある。
「2年間ずっと就職活動をしているのですが、全然採用されない。どうしたらいいんでしょうか」(30歳男性)
「34歳で独身。早く結婚したいんですが、どうすればいいでしょうか」(34歳女性)
「末期ガンで余命3ヶ月なんですけど、どうしたらよいでしょう。」(女性)
この3つの質問に対して小林さんは以下のように答えている。
「今、自分が置かれている状況がどうであるかということに感想を持つ必要はないし、評価、評論はいらない。今、自分がやるべきことというのは、自分の目の前にいる人を大事にすることです。やるべき事があったら、それをやることであって、結婚も就職も死も、自分の目の前にないのだから、考えなくてよいではありませんか」
また、ガンの人に向けては
「3ヶ月後に死ぬということに、関心を持たなくていい。そんなことはあなたに関係ない。今、するべきことは、目の前のこと、人、ものを大事にするだけ。」
「ガンであと3ヶ月の命、と宣告されたら、それをどうやって半年、1年に伸ばそうかと思うのではなくて、その3ヶ月の間に『どれだけ人に喜ばれたか』ということを、足跡として残していく方がいいと思います。『喜ばれること』は、自分が『喜びを感じること』とイコールです。
と言っている。
うまくは言えないのですが、少し救われた気がします。目の前のこと、人、ものを大切にしていきたいと思いました。
「この世に雑用という仕事はない」の項目も大変感銘を受けました。この先自分が少し変われると思います。また、変わらなければいけないと思いました。
知人の死をきっかけに、色々なことを考えました。
1年半程前、いっしょにバレエの舞台に立った仲間が亡くなった。48歳だった。大袋公民館コースを走っているときにレース用の自転車で走っていて挨拶を交わしたこともあった。メタボとは無縁のスポーツお父さんであった。ガンの再発だったという。
世の中では毎日のように多くの命が生れ、多くの命が失われる。若くして命を失う方もいる。その中でも、知人の訃報にあうととてもショックだ。
やはり自分の命について考えてしまう。必ず終わりが来ると誰もが解っているこの命。残された時間。どのように使おうとそれは自分に任されている。もう戻ることはできないこの「今」という時なのに、こんな時間の使い方をしていてよいのだろうか?と悩むこともある。
一方、昔の人達に比べたら充分人生を生きたからもう充分じゃぁないかと思うときもある。いっそ死んでしまいたいと思ったときもある。死んだらその瞬間からこの世に永遠に存在することができないのだから「死にたくない」と強く思うこともある。
映画「感染列島」で、患者から院内感染をして発病し、吐血した医者が、「今までたくさんの患者の死を見てきたけれど、やっぱり死にたくない。」と言うせりふがあった。「やっぱりそうなんだよなぁ」と共感してしまった。
知人の死をきっかけに、久しぶりに「命」や「残された時間の使い方」などを考えさせられた。
「この世の悩みが ゼロになる」(小林正観 著)の中に、「3人からの相談」を受ける場面がある。
「2年間ずっと就職活動をしているのですが、全然採用されない。どうしたらいいんでしょうか」(30歳男性)
「34歳で独身。早く結婚したいんですが、どうすればいいでしょうか」(34歳女性)
「末期ガンで余命3ヶ月なんですけど、どうしたらよいでしょう。」(女性)
この3つの質問に対して小林さんは以下のように答えている。
「今、自分が置かれている状況がどうであるかということに感想を持つ必要はないし、評価、評論はいらない。今、自分がやるべきことというのは、自分の目の前にいる人を大事にすることです。やるべき事があったら、それをやることであって、結婚も就職も死も、自分の目の前にないのだから、考えなくてよいではありませんか」
また、ガンの人に向けては
「3ヶ月後に死ぬということに、関心を持たなくていい。そんなことはあなたに関係ない。今、するべきことは、目の前のこと、人、ものを大事にするだけ。」
「ガンであと3ヶ月の命、と宣告されたら、それをどうやって半年、1年に伸ばそうかと思うのではなくて、その3ヶ月の間に『どれだけ人に喜ばれたか』ということを、足跡として残していく方がいいと思います。『喜ばれること』は、自分が『喜びを感じること』とイコールです。
と言っている。
うまくは言えないのですが、少し救われた気がします。目の前のこと、人、ものを大切にしていきたいと思いました。
「この世に雑用という仕事はない」の項目も大変感銘を受けました。この先自分が少し変われると思います。また、変わらなければいけないと思いました。
知人の死をきっかけに、色々なことを考えました。