路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

風のように去って行った 留学生 ④(完結編)

2012年06月24日 19時12分57秒 | Weblog
 撮影会が終わり、前日の就寝時刻(10:30)を過ぎてしまった。
 「そろそろ寝たい。」と思っていたところ、
 「絵を描く。」と言ってマネコがスケッチブックと色鉛筆を取り出して何やら書き始めた。

 

 前日も夜に、自分の描いた絵を見せてくれたが高校生男子にしてはうまい! だが、スケルトン?(骸骨)が好きなようで・・・。今回もこんな夜遅くに骸骨描くんじゃないだろうな?と半ば思っていたのだがどうやら違うようだった。とても丁寧に書いていてだいぶ時間がかかりそうだったのでソファーで寝てしまった。11:30頃に書き終わったような雰囲気を察知して起きると出来上がった絵を見せてくれた。とても素晴らしい出来だったので記念撮影。夜遅くなってしまって、明日の朝起きるのが大変だろうから早く寝かせたかったが、お礼に絵を残していきたいという気持ちが伝わってきたので、それを受けることにした。この日に高校で書いてきた習字の作品とともに記念撮影。



 見えにくいだろうからアップで。

書かれている文字は、マネコの家でいわれていた言葉で、
「Live Love Luagh」
 命 と 愛 と 笑顔 を大切にしなさい。という意味だと思う。ありがとう マネコ。

 書き終わった後はさすがに眠そうで、身支度をしてあっという間に寝てしまった。

 翌朝 我が家最後の日。前日と同じように眠そうな目で起きてきて、トーストにジャムを塗っておいしそうに食べていた。
 出発直前
「ペンダントがない!」
 と荷物の周りを探し回っていた。
 1日目の夜に、このペンダントをすると「デビル アウェィ」と言っていた。
 魔よけの大切なペンダントだったんだ。
 でも、寝るときにその魔よけのペンダントをして寝て、着替えたんだから必ず荷物の中にあるよ。落ち着いて探そう。と励ましたらバックの中から出てきてにっこり。
 なんだかんだ言ってもまだ高校生。(そうは見えないと「路の途中」読者の方が言っていましたが)
 緊張もしていただろうし、なれない日本の生活で疲れてもいただろう。いろいろとプレゼントもくれて、世話になっている家への気持ちもよく伝わってきた。
 越谷駅に送って、「シーユーアゲイン ハブ ア グッディ!」
 と別れたが、高校の前でバスに乗るときは息子とハグをして別れたそうだ。

 2泊3日と言うのは初めは、受け入れる側もいろいろと心配してはいたけれど、過ぎてしまえばあっという間だった。
 マネコ1人を受け入れるために、寝室はどこにする?食事のときどこに座ったもらおうか?から始まり食器の選択、食事のメニューその他もろもろのことを家族で考え決定していくという経験をさせてもらった。普段あまり意識していなかった「家族」を意識させてくれた。大変ではあったけれど、我が家も大切な経験をさせてもらいました。

 ありがとう マネコ

練習は正直 & チャレンジ(今回も料理)

2012年06月23日 18時09分58秒 | Weblog
 今週は平日に2キロしか走れていない。
 朝起きた時から、体調は悪いし、練習不足で気持ちも上がらないし…。
 でも、集合時刻の2分前には福祉村到着。
 Bowstringさん・マエゾーさん・長さんがすでに来ていて、ねもっちさん・ジェームスさん・鈴智さん・マウンテンハウスさん・O田さんらが合流。
 ジョグ2周の後、本日のメインメニュー1000m×5本
 ジョグの時から足が痛かった。でも、インターバルをやっているときには痛まなかった。
 本日は5本とも4分切るのはやや厳しいかな?と思いながらスタート。
 ①3分59秒・・・ぎりぎりの立ち上がり。
 ②3分55秒・・・2本目でこれはあげすぎだ。
 ③3分58秒・・・もう、きつい。
 ④4分1秒・・・4本目ですでに駄目だったのか・・・知らなかった。
 ⑤4分9秒・・・何とか完走。
 目標は達成できなかったが、5本目までリタイアせずに完走できたので良しとしよう。(甘すぎか)

 先週はダウンジョグ200mぐらいで脚の痛みで歩いて戻ってしまったが、本日は1周のダウンジョグをすることができた。
 ダウン後、体操しながら皆様と雑談できたのが楽しかった。特にメガネやコンタクトレンズの話題で盛り上がった。

 チャレンジ
 帰り道に買い食いをせずに、栄養補給は自宅でしようと思った。
 たんぱく質を補給できるメニューと言うことで、試しにこれを作ってみた。


 な な な な 納豆オムレツ

 栄養的には悪くないと思う。

 味のほうは…。

 別々に食べたほうがいいんじゃない?

 と言う感じ。

風のように去って行った 留学生 ③

2012年06月23日 06時13分54秒 | Weblog
 2日目、息子たちの帰りを待つ。
 この日は高校でのお別れパーティー。
 6時開始。ホストブラザー(息子)は英語での留学生(マネコ)は日本語でのショートスピーチをすることになっていた。
 どうだったかな?と、楽しみにしていたのだが、8時近くになっても連絡が来ないのでとりあえず越谷駅に迎えに行く。
 でも、この日はあの台風4号が関東に近づいてきた日で、駅前は暴風雨。車の中で待っていようかとも思ったが、改札口で迎えてあげよう、こんな天気だし。と出た途端強風と雨にやられ、歩いているうちに傘の骨は折れ、下半身はびしょ濡れ。改札の前は雨は吹き込まないが風は吹いてきて寒い。待つこと20分。
「パーティーが伸びて9時ごろ迎えに来て。」のメール。・・・あと30分以上この状態で待つの?
 台風の中、自宅まで戻ってもと思い、駅で待つ。
 
 9時前に2人が見えたときにはうれしかった。
 暴風雨の中、「うわぁー」と言いながら車に乗り込む。3人ともびしょ濡れ。
 
 自宅につき、身支度をし、させて、夕食の用意。
 チキンカツは喜んで食べていた。テーブルの上にはいくつか野菜が出ていたがほとんど食べられず、この中ではキャベツだけ食べていた。しかし、キャベツの千切りを見て「レタス」と言ってにこやかに食べていた。ちゃんとそれは「キャベツだよ。」と教えてあげた。
 アメリカでのフェイマスベジタブルはなんだ?と尋ねると「グリーンペッパー」と言っていた。しばらく食事中にグリーンペッパーってなんだ?という話題で盛り上がったが、結局どんなものかはわからなかった。でも、そういう会話が楽しかった。
 娘が作った、ヨモギ白玉あんこをデザートで出す。マネコが甘いもの好きと前日にわかったので甘いおやつを娘が作っておいたのだ。

 甘くておいしい。と喜んでいた。


 でも、見た瞬間は、「なに?」
 という感じ。
 「ア カインドオブ モチ」
 と言うと、安心して食べ始めたという経緯がある。

 だいぶ遅くなってしまったが、お風呂を勧め出てきたところで、我が家からのマネコへのお土産を渡す。
 3週間ほど前に、スカイツリーに行った時に買ってきた「スカイツリー 箸」「日本手ぬぐい 富士山とスカイツリー」「お手紙」を渡すととても喜んでくれ、
「ハグ ハグ」
と言って、みんなでハグをした。
 みんなでしているので写真は撮れなかったがそこから撮影会になった。




 この日の夜はまだ続く。
 そろそろ、土曜・福祉村練習に向けて準備をしなければ。
 ④に続く。

風のように去って行った 留学生 ②

2012年06月22日 05時55分23秒 | Weblog
 就寝前、「マイアラーム イズ ノイジー」
 とマネコが言っていた通り、5時少し過ぎ寝室に「ジャカジャカジャカジャカ なんたらかんたら・・・・」
 とロックの音楽が鳴り響いた。
 まぁ、その時には目が覚めていたけれど。マネコは携帯のアラームを止めて再び寝ていた。

 朝食はジャパニーズスタイルでご飯に味噌汁の予定だったが、ご飯を食べられない(もしくは白いご飯は味がないので食べない)ようなのでトーストに。何を付けて食べるのかわからないのでありったけの物を出してみたが彼が指差したのは「ストロベリージャム」だった。
 6時半に家を出て越谷駅に向かう予定だったのでやや余裕をもって朝食をとらせていたのだが、食後部屋に入って着替えてからなかなか出てこない。
「マネコ もうすぐ行くよ。」
 と、声をかけて部屋をのぞくと、荷物がバックに入りきれなくて一生懸命に詰めていた。
「マネコ ドントユーズアイテム ステイ ヒアー」
(使わないものは置いていっていいよ。)・・・と言ったつもりだが。
彼は手ぶらで行こうとした。マネコ 予定表は?筆記用具は?・・・使うものだけ持っていけばいいのだよ。
 実際、駅に着いてから上履きがないことに気づき、かみさんが届けたそうだ。


 よる。・・・③に続く。

風のように去って行った 留学生 ①

2012年06月20日 19時34分19秒 | Weblog
 月曜日の夜
 越谷駅に迎えに行く
 息子と一緒に彼はやってきた

 いただいていた資料にある写真は「悪そうなアメリカン ボーイ」という印象だった。
 実際に合うと、思ったより好青年だった。
 ただ、「日本語がほとんど通じない」
 さらに、「英語もほとんど通じない」・・・困った。
 ネイティブ アメリカンの英語が聞き取れない。

 挨拶をするともう何を話してよいのかわからなくなり、とりあえず車にて自宅に。
 彼はお約束のお土産、木刀を持っていた。オデッセイの後部に入れてゴー。

 何と呼べばよいのか?という問いに彼は「ネコ」と答えた。
 プロフィールのニックネームの欄に「maneko」と確かに書いてあった。これは予想通り「マネコ」と発音すればよいらしい。
 マネコは家に着くとお土産をわが家族に配ってくれた。とても礼儀正しい。お土産が入っていた袋を持って「△h☆jau×snndnf?」
 (やりすぎか?)何か言っている。家族総出で「なんて言っているんだ?」と会議。
「トラッシュ」と聞こえる。「ウェイスト?」と聞くと「YES」・・・この袋を捨てたかっただけだったのね。
 このように、英語を聞き取るのも難しい家族がアメリカからの留学生を受け入れてしまったのだから大変だ。
 洗面所で手を洗う洗い方を息子がどう説明すればわからない・・・とヘルプを求めてきた。
 水道をひねって、ハンドウォッシュのボトルを押して泡を出し、洗って見せた。マネコは「サンキュー」と言って手を洗い始めた。英語で何て説明すればいいかわからないときはやって見せればよいのだ。
 夕食の時も一苦労。箸は使えるが食習慣の違いから、主食にお米を食べるのに離れていないようだ。たまたまこの日はかみさんの母親がお赤飯(家族が大好きな甘い赤飯)を持ってきてくれたのでそれをみんなによそった。いただきますの後、その固い赤飯を一口食べて「オイシイ」マネコは甘いものが好きなのだ。お代わりに普通のごはんをよそろうとしたら、「I do not taste.」テイストってなんだ?ここから息子の電子辞書攻撃。「味がしないってことか。」野菜は軒並みアウト。焼き鳥は「おいしい」とひとくし食べていた。
 お風呂の説明をして入浴させ、彼が書いたという上手な絵を見せてもらう。少しずつ話ができるようになる。
 埼玉の後は京都に行くというので、「清水 テンプル」知ってる?と息子が聞くと、「ノー」という答え。
 ネットで清水寺の画像を捜し見せる。あまり、興味はなさそう。埼玉の来る前は東京観光もしているので、雷門を見せたら、見た!という答えだった。いつの間にかマネコの好きな車の話になり「ブカッティ」の画像を検索したりバイクを見たりしているうちに寝る時間になった。
寝る前にそうそう、「テイク ア ピクチャー」といって初日唯一の写真を撮る。



 2階の寝室に案内し、横になると速攻で寝ていた。よい夢を見てねと祈った。

日曜の過ごし方 ランはちょっぴり

2012年06月17日 15時58分25秒 | Weblog
 早朝読書の後、今日も息子を南越に送る。
 朝食はココスのバイキング(アローン)
 職場で連日の残務整理。
 帰宅後、リビングとトイレの掃除。
 月曜の夜から留学生が来るのでいつもよりはやや気合を入れて掃除する。
 
 ここでようやく、ジョグに出る。
 雨も上がったのでおそるおそる外に出る。
 昨日のポイント練習で痛めた左足首周りを気にしながら。
 ネットで近所に新しいカフェができたという情報があったので探しながら。
 しかし、発見できなかった。
 6キロほどジョグして終了。
 脚は走れないほどではないが、痛みは走る。
 入浴して読書。「カウンセラー」(松岡圭祐)
 昼食はパン屋ドレミ。(ここは3人)かみさんの車にガソリン入れて帰宅。

 これから、献血に行く予定。

ドヨレン 雨のインターバル

2012年06月17日 06時10分56秒 | Weblog
 土曜福祉村練習 6月16日

 この日は、息子が部活(水球)の大会のため、朝南越谷駅に送って行った。その足で県民健康福祉村に向かい、7時25分ごろに到着。
 霧雨のような、雨模様の中、○すがさん、マエゾーさん、Bowstringさん、長さん達が集まりジョグ開始。たまちゃんと山岡さん、○ほさん、マウンテンハウスさん、鈴智たちも合流。全員ではないが、インターバル5本の練習に決定。

 少しずつ、雨が強くなってきたので早めに始める。
 この日の目標は、5本とも4分を切ること。
 ①3分57秒・・・1本目から4分を切れてよかった。
 ②3分56秒・・・わずかながらアップ。
 ③3分50秒・・・途中、調子が良くてあげすぎた感じ。
 ④3分53秒・・・このままあげることはできないと思い、今日の目標を意識しやや抑える。
 ⑤3分48秒・・・この日の最高タイムを記録。

 まだまだ、インターバルに体が慣れていないのでタイムはばらばらだが、5本なら4分切れるところまで調子が戻ってきていることを確認できた。5本でタイムを縮める方向と7本でキープする方向と両方で頑張っていきたい。

 インターバルの最中には本格的な雨になってきたが、誰も何も言わずに練習をもくもくとこなしていく姿は刺激になる。
 ダウンは300mぐらいで左足首付近の痛みのためちゅうし、ウォーキングにてログハウスの下に入り、体操をして終了。
 故障個所に若干の不安が残るもこの日の練習は満足。

走行距離は増加中

2012年06月16日 06時15分12秒 | Weblog
 日曜日
 公民館練習参加。旧コースを走るも、新コースを行くBowstringさんに追いつけず、また、1時間を切ることもできませんでした。現在の走力はその程度。走行距離は12.5キロ。

 月曜日
 夕方、レイクタウンラン。2.5Kの運河コースへ。3周7.5キロ。

 水曜日
 夕方、ノー残業デーにつき早めにレイクタウンへ。2.5キロコース4周で10キロ。平日10キロは久しぶり。十分に満足。

 木曜日
 夕方、レイクタウン2キロコース2周。ゆっくりジョグ4キロ。

 平日に3日間、ランニングができた。(残業時間を削っているので、仕事が滞り気味)

 走行距離は増加している。脚の故障は一進一退。

本日の夕食づくり

2012年06月02日 18時44分40秒 | Weblog
 ドヨレンの後の過ごし方。

 帰宅後、リビングと和室の掃除。
 入浴して小説を読む。「蒼い瞳とニュアージュ」(松岡圭祐)
 昼食を兼ねて、かみさんと娘の買い物に付き合う。(レイクタウン)
 夕ご飯の買い物 北越谷駅前東急。
 庭のグリーンカーテン、ミニトマトの支柱立て、土寄せ。
 美容院に娘を迎えに行き、バレエ教室へ送る。
 夕ご飯の準備をして、かみさんに食べさせる。(子供会の集まりに行くので6時半に用意してというリクエスト)
 これがその夕食
 
 今回はやや手抜き気味。
 カツオの刺身(さくを切っただけ) 温野菜4種類のサラダ 海藻サラダ 切れてる焼き豚をレタスの上に乗せたもの ご飯とみそ汁

 この後、娘をバレイに迎えに行き、子供たちに夕食を食べさせる。
 洗い物と洗濯物たたみと洗濯物干しはやることになるだろう。アイロンもおまけに着くかな?
 

ドヨレン 6.2

2012年06月02日 10時04分10秒 | Weblog
 走友会ではマラニックということで那須方面に遠征に行っている。こんな日に福祉村に集まる人間はいないだろうと思いながら、いつもより早め(7時ごろ)にいくと誰もいない。
「今日は一人だな。」
 と思いながらジョグ2周。
 すると、O田さんがいらっしゃった。駄馬さんも来るとの情報。待っていると、スッチーさんもいらっしゃり4人でのドヨレンとなった。
 もう1周ジョグをおつきあいして、ストレッチ等。
「インターバルやりませんか?」
 という勧誘に快く引き受けてくれスタートした。
 今日は1000mを6分間隔で回して5本。
①4分13秒②4分5秒③4分2秒④3分56秒⑤3分55秒
 という結果だった。前回よりリスタート1分短くしてこの結果なので、今日は頑張りましたということにしておこう。
 ダウン1周して終わりました。

平日のお休みラン

2012年06月02日 06時10分02秒 | Weblog
 先の投稿と前後・・・しないか。
 5月28日(月)は土曜出勤の振り替え休日でした。
 久しぶりに、一人福祉村練習に出かけました。
 当然、走友会の仲間はいませんでしたが、平日の早朝(7時ごろですが)でも、ときどき見かける方が走っていました。
 
 野辺山から1週間。水曜日にレイクタウンを走ったときは1周(2キロ)で、走るのをやめたぐらいに走れる体ではなかったのですがこの日は、「インターバルもどき」をしようとやってきました。走友会の掲示板で「1000mインターバル」を行ったという書き込みがあったので次回のインターバルに参加するべく体をなれさせようと思ったのです。
 でも、まぁ、状態が状態なので2周ジョグの後、
「1000m 5分で リスタート7分でいいんじゃないかな。」
 インターバルリハビリメニューのような気持ちで始めました。

 ①4分48秒・・・いきなり5分を切った。というか5分はさすがに甘くしすぎたか?
 ②4分42秒・・・今日はこのぐらいがいいのかも。
 ③4分30秒・・・まずまず行けるじゃん。3本目までは余裕。
 ④4分15秒・・・このあたりになると、脚の痛みはないけど、心肺が、きつい。かなりなまっていることを感じる。
 ⑤3分47秒・・・足に負担がかかるスピード。でも、4分切れて一安心。

 今回は、7分リスタートにしてみたのでレストで心拍が落ち着いていくことがよくわかる。
 
 6月2日の一人ドヨレン?では、6分リスタートでどこまでできるかやってみたい。

私の野辺山2012 ⑤

2012年06月02日 04時49分49秒 | Weblog
 野辺山が終わっておよそ2週間もたってしまったのですね。
 リタイア後のことを書きます。
 リタイアバスに揺られてスタート地点まで帰ってきました。
 バスを降りると、100K3位の選手がゴールするところですというアナウンス。
 もう、先頭はとっくにゴールしていたんですね。
 ここでも、おそばを振舞ってくれていました。ランナーかそうでないかにかかわらず誰にでもどんどん出してくれています。
 だから、リタイアした自分でも躊躇せずに2杯いただきました。
 
 お風呂に入ろう。

 参加賞のようにホテルのお風呂の招待券が入っていたはずなのですが、完走したらお風呂に入る時間もなく車にて帰宅しなければならないタイムスケジュールだったので前日にはやばやと捨ててしまっていたようでした。仕方がないのでナビにて近場のお風呂屋さんを探しました。一番距離が短い温泉にセットしてオデッセイにて走り始めました。
 もうどこを走っているのかなんて意識せずにナビの案内だけを頼りに走っていくと目の前に不整地が現れました。いったん止まって
「こんなところ入って行って、大丈夫かなぁ。」
 と、思案しましたが
「長野の道はこんなスーパー林道みたいなところが案外一般的なのかもしれない。」
「どうせリタイアしてしまったし冒険のつもりでいってみよう。」
と不整地に入り込みました。
 車で走る不整地はスピードは出せないもののかなり刺激的でした。しばらく行くと、
「なんか見たことある感じ。」
と漠然と思いましたが、
「きっと林道ってどこもこんな感じなのだろうなぁ。」
とさらに進みました。
すると途中に、なんとエイドが見えてきました。ウルトラの給水所です。ざっと片づけられているという風情です。
????? ここってもしかして野辺山のコース?
半信半疑ながら、ががががが と車で進んでいくと、
「最高地点」
の看板が。がーん!野辺山のコースを車で走っていたことに気づかされました。
 そして、ナビが
「目的地に近づきました。案内を終了します。」
とその仕事を辞めたのは、周りに何もない山の中でした。しいて言えば
「命の水。」
の看板のある自然の給水所の場所でした。
「また、ホンダのナビに騙された。」
と半分笑いながら、仕方なく次に近いお風呂施設を検索。するとそれは35キロ地点の「稲子湯」でした。
そのまま、野辺山のコースを進み(時速30キロぐらい)稲子湯の駐車場に車を止めました。
ほんの数時間前にはここでお汁粉2杯いただいて、お結びを持ちながら走っていたんだよなぁ。と思いながら、決してきれいとは言えないお風呂に進んでいきました。
 受付?バンダイ?にはいい感じのおばぁちゃんがいました。
「お風呂に入りたいのですが。」
「はい、はい、600円です。」
というので財布から1000円札を出して、お渡しするとお釣りを探している間に、
「今日は山登りで来たんかね?」
なんて話しかけてくれるものですがら、正直に、
「さっきまでここで行われていたウルトラに参加していたんですが、リタイアしたのでお風呂に入りに来たんです。」
と答えると、
「走ってたんかね。ゼッケンあるかい?」
たまたま、バックにつけていたのでお見せすると、ノートに番号を控えて、
「いいよ。」
と1000円札を返してくれました。なんて、親切で優しいのだろう。また、野辺山が好きになりました。
 おふろはまぁ、思っていたよりは狭くて、でも、山間の温泉という風情は十分。ささっと浴びて、上がりました。
 「来るときは不整地を通ってきたのですが、舗装路で体育館まで帰れますか?」
と尋ねると、これも本当に親切に丁寧に教えてくれました。でも、丁寧すぎてよくわかりませんでした。
念のため、ナビで検索すると今度は林道ではなく一般道を案内してくれたのでよかったです。
とちゅうに、大きな売店があったので寄って、イチゴ4パック買って、家へのお土産に追加しました。

 リタイア後も長くなったので次回に続く。