先日、一部メディアにおいて「夢精だった場合には勝ちなのか負けなのか」という議論がなされていたのをうけ、審判部で協議が行われた結果、以下の2点が確認されました。
(1)まらが「大きくなった場合」または「硬くなった場合」のみを勝ちとし、夢精していたかどうかは判定基準に含めない。
(2)負けていたときに、同時に夢精していた場合は、決まり手を「いさみまら」とする。
平安時代の書物(『金烏玉兎集』)に「朝まらのうちで最上のものは夢精である」という記述があったために、このような混乱が見られたようです。しかし、江戸時代のまらずもう興行においては「夢精しても勝ちではない」とされることが多かったため、審判部としてはそちらの基準を採用いたしました。
なお、この判定基準は、平成22年夏場所より適用され、過去の取組について遡及して適用されることはありません。つまり、春場所以前に「夢精だったから勝ち」という判断をしたとしても、公式記録は白星のままで変更はありません。
平成22年4月13日 日本まらずもう協会審判部
(1)まらが「大きくなった場合」または「硬くなった場合」のみを勝ちとし、夢精していたかどうかは判定基準に含めない。
(2)負けていたときに、同時に夢精していた場合は、決まり手を「いさみまら」とする。
平安時代の書物(『金烏玉兎集』)に「朝まらのうちで最上のものは夢精である」という記述があったために、このような混乱が見られたようです。しかし、江戸時代のまらずもう興行においては「夢精しても勝ちではない」とされることが多かったため、審判部としてはそちらの基準を採用いたしました。
なお、この判定基準は、平成22年夏場所より適用され、過去の取組について遡及して適用されることはありません。つまり、春場所以前に「夢精だったから勝ち」という判断をしたとしても、公式記録は白星のままで変更はありません。
平成22年4月13日 日本まらずもう協会審判部