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優勝インタビュー(玉椿)

2012-10-02 10:00:00 | 力士にきく

 

― 全勝力士での巴戦を勝ち抜き、まさかの優勝を遂げられました、玉椿関にお話を伺います。えーと、まずはじめに、いろいろな意味でどうしちゃったんですか?

(玉椿) 「どうしちゃったって言われても、わしが聞きたいくらいだ。今場所は負ける気がせんかったわ。」


― あ、それからまず確認しておきたいのですが、今、おむつは・・・?

(玉椿) 「おむつってけっこう高いんだよ。1枚100円くらいするんだぜ。ま、貧乏人には毎日気軽に使えるもんじゃないんで、ここぞというときのために温存してあるよ」


― それともう一つ、確認しておきたいんですが、人として恥ずかしいことをした、という自覚はきちんとお持ちですか?

(玉椿) 「永六輔が『こども叱るな来た道だ 年寄り笑うな行く道だ』って言ってるように、生きていく上で、おむつは避けて通ることはできんしな。ぜんぜん恥ずかしいとは思っとらん。それはそうと、永六輔ってちんこ小さそうだよな」


― 一応聞いておきましょう。これまでの不振が嘘のような快進撃ですが、今場所好調の要因、どのあたりにあったと思いますか?

(玉椿) 「涼しかったのと、睡眠サイクルが安定してたのと、大きくはこのふたつだろうな。暑くもなく寒くもない理想的な季節、めったになチャンスだから、がんばって勝ちにいったよ。飲み会の誘いを断ったり、夜勤の仕事をやらないようにしたりさ。まあ、他のことを犠牲にしてまらずもうを中心に生活を組み立てれば、まだそこそこ勝てるよ。」


― さて、お話を伺うにあたって避けて通れないのは決定戦の相撲ですが、「赤ちゃん気分で興奮」っていうのと、「人前でひそかに排尿することの背徳感で興奮」とっていうのは、嗜好としては別個でもありうると思うのですが、ご自身ではこのあたり、どのような連携で相撲をとられてるんでしょう?

(玉椿) 「んー、そもそも『赤ちゃんになる』ってのと『赤ちゃんプレイをする』ってのは本質的に別物だからな。本物の赤ちゃんは、自分が赤ちゃんであることに喜びや快感なんて感じたりしない。それ以前に自分が赤ちゃんであることを意識すらしてないかもしれん。ぎゃくに『赤ちゃんプレイ』ってのはそうじゃない。『自分が赤ちゃんである』って考えただけで、背徳感にちかい、ぞくぞくするような喜びがあるんだ。『赤ちゃんプレイ』と『背徳感』とは嗜好としてつながっているんだよ。」


― 実際、おむつに排尿したときの感想、お聞かせください。

(玉椿) 「少量なら物理的にはほとんど気にならん。すぐにおむつが吸収してさらさらになるからな。精神的な満足感・・・つまり、破壊衝動を満たしてくれるような、ひととして大事なものを捨ててしまったような、そういう気持ちよさだけがある。これはなかなか悪くない気分だ。ただ、いちどに大量に排尿すると、おむつの処理能力を超えてしまうのか、生ぬるいわ重いわ非常に気持ちわるい。赤ちゃんがおもらしをして泣く気持ちがわかる」


― 玉椿関は、その実年齢をはるかに上回る衰えぶりから、実際おむつが手放せなくなる日も近いのではないかとの声もありますが、来たるべきおむつ生活を見据えてのお気持ち、お聞かせください。

(玉椿) 「おむつ生活はけっこうリアルにありそうなんだよな。今回おむつをはいたのも、その日に備えての予行演習って意味合いもあるしな。将来おむつ老人になったとしても、明るくたのしく毎日を送れたらいいんだがな。」


― さて、相撲の話に戻りましょう。陸奥の雄・絶対王者摩羅の川関、勃起サイボーグ・家満関との巴戦を制したわけですが、実際手合わせしてみた印象は?

(玉椿) 「摩羅の川とはいちど決定戦で戦いたかったんだ。あいつとはガキのころから稽古してたからな。こどものころはなよなよして頼りない印象もあったんだが、しばらく見ないうちに、たくましくなったねえ。今回も正攻法の横綱らしい堂々たるまらずもうを見せてくれたしな。
 家満は強くなったね。正直なところ、決定戦がはじまるまでは、家満のことは、どうせ決定戦は苦手だろうってたかをくくってたんだ。ところがふたをあけてみてびっくりだよ。鋭い踏み込みから一気の寄り、あんないい相撲がとれるんだ、こりゃ優勝は家満に持っていかれたなって驚いちまったよ」


― 来場所はいよいよ2度目の綱獲りとなります。先ごろ大相撲で横綱になった日馬富士関も、綱獲り場所の前2場所は8勝7敗-15戦全勝と、大関と全く同じ流れで来ています。来場所への意気込み、いかがでしょう。

(玉椿) 「横綱にはなりたくないね。だって負け越したら引退だろ? わしの場合、暑さ寒さに弱いから、負け越せないってのは厳しすぎるわ。大相撲の日馬富士だって、たいして強そうにも見えんのに、よく横綱になる気になったよ。かなり無理して星を買わんと、地位を維持できんと思うんだが、よほど金持ちのスポンサーでもついたのかね?」


― それではファンの皆様・世間様に一言おねがいします。

(玉椿) 「生きててごめんなさい。んでも、多少のことは目をつぶってもらえんかな。できるだけ迷惑をかけんようにするからさ」


― いろんな意味で赤ちゃん同然のまら、玉椿関にお話を伺いました。

(玉椿) 「えへへ。あんまりほめないででくれよ。一本糞親方にも、玉椿のまらはかわいいってほめられたけどさ。」

 

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