― きょうは大関・玉椿関にお話をうかがいます。よろしくお願いします。
(玉椿) 「ああどうも」
― ようやく春の足音も聞こえてきそうな季節になってきました。気温も上がってくればまらの調子も上向きになるんじゃないですか?
(玉椿) 「どうだかねえ? いまんところまらの調子に結びついてる感じはしないねえ」
― 他の力士は食事や運動に気をつかったり、禁欲生活をおくったり、勝つためにさまざまな工夫を見せていらっしゃいます。玉椿関はどんな工夫をなさっていらっしゃいますか?
(玉椿) 「むかしはいろいろ考えて土俵に上がってたんだけどねえ・・・・、さいきんはそういうことがめんどくさくてねえ」
― それじゃ記事になりませんよ、こまりましたねえ・・・。さいきん、なにか変わったことをしているとか・・・そういうことは?
(玉椿) 「変わったこと・・・ねえ。ああ、さいきん理事長にゲイジングバトルをやれ、って強いられてるよ。ゲイジングバトルってのはおもちゃ屋にガンプラをもって行って、備えつけの機械でじゃんけんゲームをする遊びでね。おもちゃ屋にプラモデルを持ち込んで遊ぶってだけでも相当恥ずかしのに、その上おそろしくつまんないんだよ。これは精神力を鍛えるには向いてるかもしれんね。」
― 以前から「力士としてのやる気が感じられない」と批判を集めていた玉椿関ですが、さいきんは「広報部長としてもろくに仕事をしていない。新弟子の勧誘もしてないし、ブログの更新もろくにやらない」という声もあがっています。まじめにやる気はあるんですか?
(玉椿) 「いやあ、やる気があるかないかって言われたら、やる気はなくなってきてるねえ。惰性でやってる感じというかさ。もしもさ、まらずもうの広報活動に興味があるってひとがいたら、わしにかわってブログの更新作業をやってくれんかね」
― ・・・そうやって開き直られると困ってしまいますね。先場所は9勝6敗という微妙な成績でカド番を脱出。具体的な目標も見当たらず、オン場所はモチベーションを維持しずらいのでは、と心配する声もあるようです。どうやってモチベーションを維持するおつもりでしょうか?
(玉椿) 「ことさらに目標とかをあげる必要もないんじゃないかねえ。淡々と土俵にあがって自然のままの結果を報告する。それがまらずもうの神様の心にもかなうんじゃないかと思っとるんだが、違うかね?」
― なんと言いますか、言葉がありません。さいごにファンのみなさまになにかコメントをお願いします。
(玉椿) 「わしのことを弱い弱いって言うけどさ、実際にやってみろよ。35歳にもなると勝ち越すのだけでけっこう大変なんだぜ」
― 大関・玉椿関でした。ありがとうございました。
(玉椿) 「どうも」
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