まらずもう秋場所千秋楽は、毛呂乃が全勝を守り、1差で追う金精山を振り切って34回目の優勝を決めました。
<優勝インタビュー>
― えー、現在、東京上野不忍池のほとりでご友人のみなさんと祝杯をあげているの毛呂乃関に来ていただきました。まずは半年ぶりの優勝おめでとうございます。
(毛呂乃) 「Good! 優勝ですか!」
― 今場所を振り返ってお気に入りの相撲などはございますか?
(毛呂乃) 「なんかもう後半ぜんぶ!」
― 日本中の毛呂乃ファンが大喜びです。全裸やガーターベルトだけで下半身露出でパレードを行い、集団公然わいせつ事件になっている例も報告されていますね
(毛呂乃) 「ひどくない?」
― 毛呂乃ファンも毛呂乃教信者もお弟子さんも、みんな留置所に入れられてそうな勢いですよ
(毛呂乃) 「日本中探しても(娑婆には)ファンひとりもいない気が!」
― そうそう、場所中に毛呂乃関の妨害工作で三段目優勝を逃した播潟さんにおわびの言葉などはございませんか?
(毛呂乃) 「なぜ私のせいに!?」
……以後、不忍池のほとりで狂宴がはじまり、インタビュー続行不可……
― えー、毛呂乃関のインタビューは以上です。放送席にお返しします。