○毛呂乃(8-1)
「はっ・・・昨日の報告忘れて・・・た」。中日に無念の不戦敗となってしまった毛呂乃。驚異的な役への入り込みを見せるため、赤ちゃんプレイに没頭し、脳も完全に赤ちゃん化。報告を忘れてしまったようだ。プレイが終わって現実に帰るも時すでに遅し。「まあ昨日も今日も硬い。実に黒い」と立ちぶりは揺らがないものの、昨日報告ができなかった分、中日の負けは負け。失った1勝に「欲しですけどね」と正直な未練を吐露するも、まだまだ1差。相も変わらず堅く、黒々と屹立したモノを改めて誇示し、当然のように勝ちを収めてからの今日のひとことは「ゴルア」。今場所三段目付け出しデビューでいまだ土つかずと飛ばしている琴金舟のしこ名の由来の競走馬・ゴールドシップが「ゴルシ」と略されるのに対し、「ゴルア」はゴールドアリュール。記者団に競馬に詳しい者がおらず、新弟子を意識しての理事長発言の真意は汲み取れないが、種馬としても活躍しつつも心疾患で急逝したゴールドアリュール産駒の特徴について、「とにかく止まりそう見えてもしっかり出していく、外から被せられなければ強い」という評が見られる。確かにどんな時もしっかり出していく毛呂乃の相撲に通じるところがあるのかもしれない。しかし毛呂乃のまらは基本的に皮をかぶっており、外から被せられていても十分強い。・・・ということは、現状の皮被り状態での強さはまだ本物ではなく、皮をかぶっていなければもっと強い、ということか。たしかに今場所、毛呂乃のまらはまだ一度も皮から顔を出していない。「とにかく止まりそう見えてもしっかり出していく、外から被せられなければ強い」。1差をつけられても止められない、被っている皮がいずれ剥かれてより強く。終盤に向け、容赦なくギアを挙げていく、という宣言のようだ。
○金精山(9-0)
ひさびさに「稽古を思う存分した」という金精山。「まらは今日も性欲満タンで勃起。しかし、激しい稽古のやりすぎで、なかなかイケなくなっているのがどうだかと思う今日この頃」と首をかしげつつも、がっちりと単独トップを守る。
○玉椿(6-3)
「引っ越し前に冷蔵庫のなかみとか、缶詰やらレトルトやらのストックとか、ぜんぶ食べ切ろうと思っててさ。できるだけ買い物を減らしてたんだけど、野菜とか果物とかちゃんと食べてないと、やっぱりいかんね。どことなくだるいのは栄養不足なんだろうね」と食生活を反省。近所の八百屋に買い出し。夕食に野菜炒め、デザートにりんご2個を食べてビタミンを補給すると、「気持ちの問題かもしれんけど、なんとなくだるさが抜けたような気がするね」と元気をとりもどし、けさも危なげなく勝ち。やはり健康な食生活はまらずもうの基本である。