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まらずもうオープン戦:15日目(4月22日)

2020-04-22 10:00:00 | 取組結果

○小摩羅親方(10-5)

ここ数日調子の上がらない摩羅の川と小太郎。
何とか調子を切り替えようと、昨日の夕飯は鳥もも肉の照焼きにタルタルソースをかけたものがメインでしっかりとタンパク質を摂取。副菜には小松菜のお浸しやアサツキのお浸しなどの野菜でミネラルを摂る。仕上げに、数日前にも摂取したユンケルDCFを飲んでからの就寝。
準備万端で挑んだ今朝の取り組みでは、小太郎にも栄養が届いたのか少し元気を取り戻した。ただ、完調とは言い難く、MAX時の5〜6割と言った程度で何とか白星を掴んだ形。
取組後には「これだけやっても5〜6割。明らかに調子が落ちてます。疲れが溜まって朝もなかなか起きられなくなっているし」と話し、「15日間の取り組みで10勝5敗。何とか一場所分の取り組みを終えた感じになったので、明日からオープン戦休場します。」と、疲れ切った表情でインタビューに答えていた。


○玉椿(5-10)

 あいかわらず肩が痛いと泣き言をいう玉椿。「枕の下にざぶとん敷いて、枕を高くしてみたよ。肩がすこしらくになるような気がするね」 高い枕が合っていたのか、ぐっすり眠れたようだ。「けさはいい勝ち方だった。大きさも硬度も、これならどこからも物言いはつかないよ」と会心のまらずもうで5勝目。

 


― あすから小摩羅親方が休場だそうです。

(玉椿) 「かなりつらそうに土俵に上がってたからな。まあ無理しないほうがいいよ」

― 病院勤務ってことでストレスのたまりやすい環境でしょうしね。

(玉椿) 「ただでさえコロナをうつされやすい環境なのに、田舎ってのはコロナにかかった瞬間に村八分になる世界だからな。そりゃストレスもたまるだろう」

― そんなまさか。江戸時代じゃないんですよ。

(玉椿) 「山形県内の全感染者の勤務先とか年齢とか住所とかのリストが作成されて、ネット上に出回ってるのを見て、あまりのことに慄然としたよ。こいつらに人権意識はないのか、と。さすがに氏名は伏せてあったけど、地元民なら誰のことか丸わかりだからな」

ー ひええっ、こわい。

(玉椿) 「うちの父親、きょう大腸がんの手術なんだけど、まかり間違っても見舞いになんか来るなってきつく釘をさされてる」

ー そういう環境ならそうでしょうね。玉椿関が感染源になったらご実家は一家心中に追い込まれますもんね。

(玉椿) 「小摩羅親方はコロナだけじゃなく村八分のプレッシャーも感じながら病院勤務をしてるわけだ」

ー ほんと、自分の身体をだいじにしてほしいですね。

(玉椿) 「まったくだよ」

 

― ところで緊急事態宣言は29日間ということで、きょうがちょうど折り返しですね。

(玉椿) 「やっと半分か」

― 5月6日までに収束しますかね?

(玉椿) 「ちょっと難しいような気はするね」

― 緊急事態宣言が延長されたらこのオープン戦はどうするんですか?

(玉椿) 「いちおう5月6日でやめる予定だよ。5月24日から五月場所がはじまるし、そっちの準備もあるからね」

― 五月場所、やれますかねえ? ほかの力士たちもまらずもうどころではないかもしれませんよ。たとえば毛呂乃関も医療関係者ですし。

(玉椿) 「まあ、その場合はわしひとりでやるよ」

コメント
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