幕内の結果（十四日目）

○毛呂乃（13－1）

　宇宙に旅立って以来、なかなか定時報告が届かず、月面は電波が悪いのかと懸念されていたが、夜に入ってようやく報告。「財布落として、偉い女に会ってました」。月面で財布を落下させたところ、月に住む宇宙人たちには硬貨が珍しいらしく、ちょっとした騒ぎになっていた模様。宇宙人内の権力者女性と逢い、「朝は立ってた気がします」。老若男女、動物無機物に至るまで経験豊富な理事長だけに、宇宙人を相手にしてもまったくひるまず勝って見せる。明日自身が勝つか、大相撲・白鵬が敗れればその時点で優勝決定。今年初めての連覇で１年を締めくくれるか。

 

○玉椿（5－9）

　さいきんレモンサワーづいている玉椿。「大黒柱事業部長んちにばんめしによばれたから、キンミヤ焼酎とレモンと炭酸水もっていったよ。シロップとかの甘みがないと料理にあうね。レモンのかおりもストレートにするし、うまいね」と満足そう。レモンのクエン酸の疲労回復効果のおかげか、けさはすっきりに目覚めて5勝目。

 

○金精山（9－5）

　カド番脱出を決めて油断したわけでもないだろうが「土俵際の勝利」と不満の残る内容。「やっぱりもっと豪快な勝ちを見せたい。豪快な上手投げのような反りまらを見せたい」と唇をかんだ。

十両以下の結果（十四日目）

＜三段目＞

○播潟（4－3）

　「週末なのでゆっくり寝るつもりだったんですが、6時に目が覚めちゃいました」とのことだが、勝っていたので結果オーライ。しかし早い時間に目が覚めるのは老化の証。気をつけてもらいたい。

 

＜序二段＞

○明烏（4－3）

　「休みの日を狙って、じっくり取り組み。仕切り直しはありましたが、無事に勝利。なんとか勝ち越しできました」と頭脳的なまらずもうで勝ち越しをもぎとった。一部からは加齢による衰えを心配する声もあるが、この気合と工夫があればまだまだ現役で通用する。