九州場所を目前に控え、気合の入る毛呂乃。一心不乱にシコをしているところに、記者がインタビューをしようと、おそるおそる声をかける。
― えー……九州場所にむけての意気込みをお聞かせください
（毛呂乃） 「いつもとおなじまたか！」
シコの邪魔をする無神経な記者を一喝する毛呂乃。羅刹のような厳しい表情に、記者は「ひっ」と恐怖におののく。
（毛呂乃） 「出すね！」
記者を追い払うように、記者にむけて発射する。記者は「すいません、すいません」とおそれをなして退散。ろくなコメントをとれなかったことに「場所直前の気が立っている時期にインタビューをとりにいったのがまずかった」と反省しきり。
