○毛呂乃(8-0)
中日ストレートでの勝ち越しのかかる今日、「スッゲー!!根務位(ねむい)です!!!!」とみずからも興奮気味の会心の相撲。「根務位」という新たな体位を確立したのだ。根務位とは、その字のごとく、男根だけが務める体位。男同士、手足は一切使わず動かさず、まらだけが自在に動き相手を刺激し、前戯から最後まで、まら単体で務めを果たす究極の男色体位。この体位でことを運ぶには、毛呂乃だけではなく、相手の実力もかなり必要。手足その他に頼らずまらだけで語り合える相手と巡り合えてこそ実現した根務位に、経験豊富な毛呂乃も興奮を抑えきれない。まらだけを集中して動かしたため血が集まりすぎ、「手足ふらふらです」とひさびさに力を出し切った満足いく相撲。イッた回数は「7だぜ」とちょうどきのうまで並べた白星の数だけイキ、きょうの勝ち越しにつなげた。
○玉椿(8-0)
ストレートの勝ち越しでカド番脱出にも「ああそう。まあ、べつに関脇に落ちてもよかったんだけど」とそっけない。まらずもうよりガンプラのほうが大事らしい。中日の山本昌がラジコンに夢中になっていたようなものか。
さて、きょう組み立てたのは胸パーツ。腕とランドセルを合わせると、それなりに見栄えがするようになってきた。玉椿本人も「このポーズ、なんとなく攻殻機動隊のタチコマみたいだな」とご満悦なよう。あとは、腰と頭をつくればいちおう完成ということでゴールも見えてきたが、「完成がちかづくとモチベーションが下がるんだよね」とのこと。こまった性格である。