お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

東京へ 2016 その3

2016年10月06日 18時23分56秒 | 旅先で
台風も過ぎ去りやっと秋らしい爽やかな日です。さて
ディズニーシーでの楽しい一日の翌日は本来の目的のお墓参りです。新日本橋駅から通勤の人々で一杯の電車で東京駅へ。取りあえず荷物をコインロッカーに入れるべく八重洲南口の空きロッカーを見つけます。ところが最近のロッカーは???の連続です。コインを入れてガチャンと〆て鍵を持つという基本的なモノがない。大体鍵がないしスイカもないし・・・。何度か失敗して、おじいさんとおばあさんはやっとのことでロッカーに荷物を入れられました。やれやれ。東京駅から常磐線快速で松戸へ。しかし東京の交通網はどんどん進化していてついてゆけない。松戸から新京成線(こういったローカルの電車は落ち着く)で八柱へ。35分ほど歩いてお墓参りを済ませます。ホントに広い霊園です。ここで僕たちは別行動となります。うちの奥さんは駒場の日本民芸館へ。僕は武蔵野線の東松戸から武蔵野線に乗ります。途中越谷ターミナル(貨物駅)あたりで貨物列車を待ちますが事前に貨物時刻表で調べていたのに肝心の貨物列車は現れず、仕方なく武蔵野線の電車を撮影して南浦和から大宮へ。そうです僕は



大宮の鉄道博物館へやってきました。ゼミ旅行?の学生さんが記念撮影していたり



幼稚園の遠足も来ています。



エントランスの足元が時刻表になっていたり



蒸気機関車のナンバープレートが埋め込まれていたりします。時間はもう午後2時近い。まづ食堂へ。



大宮の鉄博の食堂は昔なつかし「日本食堂」がエントランスすぐの1階にあります。「懐かしのカツカレー」¥900です。窓からは東北線の電車が見えます。食堂の眺めは京都に軍配が上がりましたが食事内容は大宮の勝ちです。あまり時間がないので(なにしろ夕方5時30分に銀座の居酒屋でうちの奥さんと待ち合わせているので)展示スペースへ急ぎます。





展示車両も関西では見られない電気機関車(ED75)や特急車両も「ひばり」や「とき」などが並んでいて興味をそそります。



丁度転車台の蒸気機関車を回転する時間でやたら放送があり眺めますがここは静態保存の機関車をただ回すだけで京都のようにホンマに生きてる機関車を回すのではないのでなんか迫力不足です。これは圧倒的に京都の勝ちです。



大宮も運転体験ができます。京都のように大混雑していないので・・でも時間がないので次へ。



ヘッドマークも「北斗星」「北陸」とか関西ではみられないマークが展示してあります。そして屋上へ。



1階の広いスペースでは子供向けのミニ電車が走っていたりと小さな子供向けは大宮の勝ちです。そして最上階へ。



パノラマデッキからは



眼下に走る「はやぶさ」や「はくたか」などが一望です。



京都の鉄博からの新幹線の眺めはご存知のようにみんな同じ色の新幹線車両なので全然魅力がありませんが(運が良ければドクターイエローの黄色の車体が見えますがほぼ0%近い確率です)ここ大宮は親切に通過時間が表示してあり「はやぶさ+こまち」や「あさま」、「はくたか」、「マックスとき」とか何時間でもいられそうなくらいバリエーションが豊富です。ゆえにパノラマデッキからの眺めは大宮の圧勝です。こんなところでのんびりしてられない。新交通で大宮まで戻り埼京線で池袋へ。(早いし眺めがいい線です)池袋から有楽町線で銀座一丁目へ(池袋から銀座まで¥200です。信じられない安さ!)銀座一丁目で降りて銀座通りへ出ます。そして



全室スイートの客室でラグジュアリなホテルの先頭を走っていた「ホテル西洋銀座」は、更地になっていました。ほんの少しですが関連ホテルで仕事をしていたのでなんだかちょっと感傷にふけります。が、急がねば・・・



うちの奥さんが待っている「三州屋銀座一丁目店」に入店。ホンマにこの店はいいです。客席を取り仕切っているおばちゃんもだいぶお年を召しましたが相変わらずの客さばきに惚れ惚れします。自慢の「海老フライ」とビールで帰りの新幹線まで過ごします。21時23分最終「のぞみ」に飛び乗り、楽しかった東京に別れを告げます。(勿論京都まで爆睡のおじいさんとおばあさんでした)おわり。