曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

Panasonic LUMIX GM店頭インプレ

2013-12-16 21:56:00 | カメラ
最近バリバリ宣伝しているPanasonicのミラーレス一眼「LUMIX GM」を某カメラ量販店で触った。



LUMIXは、ロゴのフォントをはじめとして、ライカの雰囲気でデザインされてきたブランドだと思うのだが、ついに本家に追いついたかも。僕もこのカメラの端正な外観、落ち着いた雰囲気は認めざるを得ない。

人工皮革だが、それっぽい質感の外装を、四色それぞれセンスのいいデザインでまとめてる。

世界最小の謳い文句に偽りはなかった。小さすぎて指先が余るというか、手のひらにすっぽり入ってしまうような感じだ。顔も手も小さい綾瀬はるかが持っていると、全然小さく見えないので、実物を手にしてびっくりした。

しかし、その小ささが使う喜びを若干損なってるかもな、と思った。

ボディの小ささに合わせて、ボタン類もすごく小さいのだ。成人男性の指では押しにくい。僕は男としては手の小さい方なのだが、それでもこれは小さすぎると思った。

操作部分はそれなりの大きさを確保してくれないと。全体のサイズに合わせて操作部分も小さくすると、それは単なる縮小モデル。ミニチュアの飾り物としてはかわいくていいんだけど。

タッチパネルの精度は高かった。それでいてダイヤルもあるので、小さいのを我慢すれば操作性は悪くない。ダイヤルのクリック感も気持ちよく、とても丁寧に作られていると感じた。

ひよこクラブかなにかと連動したママの子供写真撮影テクニック集的パンフレットが置いてあった。手の小さな女性ならフィットするカメラだと思う。

軍艦部の三つの円のうち、一つがAFモードの切り替えなのは疑問。そんなに切り替える設定じゃないし、常時設定値を物理的に示して欲しいものでもない。必要性が先ではなく、上に三つ円を置くデザインが先にあって、そこから何を割り当てられるかを考えてこうなった、のではないか?

まあ、ダイヤルが小さいので、設定値が多いのは(たとえば僕ならISO感度にしたい)目盛れないからしょうがないとは思うけど。

一回り大きな男性モデルがあればいいのにな、と思った。

最後に苦言を。「一眼の高画質を凝縮」というキャッチはどうなのか。コンデジだって一眼(レンズが撮影用の一つだけ)だぞ。いまさらだが。
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