曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

最高の夏休みは突然終わった(FFXIV「黄金のレガシー」感想)

2024-07-09 12:46:00 | デジタル関係
結末や結果的なものは書きませんが、ネタバレしたくないかたは、クリアしてから来てください。


・・・・・


7月4日、僕のメインキャラがFFXIVの最新拡張パック「黄金のレガシー」メインクエストを完了した。6月28日のアーリーアクセスから7日間かかった。ちなみに、前作「暁月のフィナーレ」は8日間だった。

FFXIVのストーリーは、暁月のフィナーレで一度完結している。それを「ハイデリン・ゾディアーク編」という。ざっくり言うと、プレイヤーである光の戦士、通称ヒカセンがさまざまな闇の勢力から世界を救う話だった。

今回はそういうのなしで、いち冒険者として新たな旅に出よう、ヒカセンの夏休みというのがコンセプト。

旅の舞台は、トラル大陸というエオルゼア(小オサード大陸)とは別の大陸。大洋を挟んでエオルゼアの西にあり、どう見ても現実の南北アメリカ大陸がモデル。トラル連王国の王位継承争いに参加する第一王女ウクラマトに依頼され、彼女が挑戦する各地の試練に随行する。

前半は素晴らしい夏休みだった。アンデス山脈の地形にメキシコの植生をミックスしたようなエリア。アマゾン川のような濁流の大河と密林に、イグアスみたいな連なった滝、なぜか広大な水田というエリア。この二つが特にお気に入り。家にいながら中南米旅行をしている気分に浸れた。

ペルーのアンデス山中のような空気感が素晴らしいオルコ・パチャ


もうここでいい。私はここにずっといたい


コザマル・カのアマゾン的濁流

プレイヤーの拠点となる新タウンは、トラル連王国の首都トライヨラ。トロピカルな港町で、急斜面に作られていて起伏が激しい。そしてデカい。マップは一枚だが、ゲーム中最大面積ではなかろうか。夜になるとマーケットが夏祭りの露店街のような照明に照らされて夢幻的。もうここに住みたい…ていうかプレイヤーとしては、あと2年くらいここに住むんだよな。最高だな。

トライヨラの夜市

ウクラマトとトライヨラの上の方で


自由に泊まれるトライヨラの宿の部屋。モルジブですか?って感じの水上ヴィラ。今回の冒険はクライアントが王女なので宿も高級

パナマ地峡ならぬ大橋を渡って北トラルへ移動すると、そこは西部劇の荒野だった。きつい日差しと舞う砂塵。砂で遠くが靄ってる。かと思うと、原色の青空と砂岩で作られた赤い家々のコントラストが映える。西部劇に出てくる酒場の両開きのドア、あれもちゃんとある。

ちょっと怠い空気感と、どこまでも続く荒野の道


赤い砂岩の静かな町。もうここでいい。SFいらない

継承争いが終わったあとなので、蛇足とかウ●コ運びのクエストとか酷評する人が多いが、僕はもうここから動きたくなかった。もうここでいい。ここに居続けたい。残りの2エリアはここと同じ荒野でいいよ。二つとも。

と思っていたら、近未来SF展開。謎のハイテク軍団が攻めてきて、僕の夏休みは終わった。残り二つのエリアは常に夜で、雷が落ちまくる地獄のようなところと、コンピュータで作られたバーチャル都市だった。これ、明るいアー●ロートじゃん。

またかよぉ、もうやだ、とか、俺の夏休みを返せ!と思いながらも最後まで戦えたのは、西部の荒野の空にスターデストロイヤーが浮かび、巨大な紫の雷ドームが山の向こうに見えてるから。クリアすれば、景観を乱すあの目障りなものが消えるのではないかと頑張りました。まあ、ドームは消えないんだけど。

目障りな紫のドーム。どこかのパッチで消えてくれるんだろうか

後半の重要人物、儚げな少女。見た目はいいし声もいいし声優も美人だが…

結末は「サブ子の旅」に譲りますが、そんな感じで夏休みの最高の旅から一転、インディペンデンス・デイ的な展開のお話でした。やれやれ。

◾️グラフィックアップデート

最初のベンチマークよりはマシになったが、やっぱり鼻の黒さが気になる。アンデスとかアマゾンとか、最高の旅だなと呟きながら、時々立ち止まっては、いろんな角度で自分の顔を確認して悲しくなってた。


日陰で正面からこの距離で見ると鼻が黒くて悲しい

それが変わったのが、三つ目のエリアあたりから。カットシーンでアップになると、従来はポリゴンの荒さが目立ったり、単に拡大してるだけだったりして、見ても嬉しくなかったのが、流石に綺麗になった。綺麗で且つ、以前と同じパーツの顔だということを再認識。やっぱこの顔だわ。黒いのは小鼻であって、鼻のてっぺんは黒くないため、アップだとそんなに変じゃないってのもある。

某カットシーン。アップでもちゃんと見れるようになったのは良い。が、グラアプデのバグか、この画像では額に横線が


キャラクリ画面(美容師の)。鼻は黒めだが、この絵だとむしろ前より美人

いずれにしろ、旅を続けていく中で、やっぱりこの顔が好きだなあと再認識することができた。幻想薬を1つもらえるクエストが追加されたので、微調整するかなと思っていたけど、とりあえずこのまま行きます。

◾️展望というか予定というか

機工士とガンブレイカーがレベル100になり、賢者を上げつつクラフターを上げてた。クラフターを上げないとマテリアの装着が有料になって高いので。だが、7/16にパッチ7.01が来て、新しい8人レイド「アルカディア」が始まることを知った。もうすぐじゃん。

拡張直後のトークン装備は寿命が短い。今トークン美学を集めてもらえるキングダム装備のILは700だが、7.01が来て実装される新式装備とアルカディア装備は710のはず。買える値段に落ちてくる時期を考えると、キングダム装備は遅くても7/30の週にはゴミとなる。

なので、美学よりクラフターと思ってたんだけど、もうすぐと知り、方針転換。とりあえず機工士の分は揃えようとエキルレとアラルレ回し始めました。アラルレは賢者で行きたいんだけど、トークンのために我慢して機工士で。

敵が強いのも装備更新を先にした理由だ。従来までは遊びやすさを重視して緩めだったコンテンツが、やりごたえのあるものにしていくということで、今回やたらダンジョンの難易度が上がっている。雑魚の範囲攻撃でもHPを半分持っていかれる。まだ強い装備が実装されてないからでもあるが、それにしても少し強化しておかないと、コンサポでのソロ周回にも支障がある。ので、仕方なく美学を集めることにしました。昨日から。

SF都市にいたマイディーさんそっくりNPC。記憶とか永久に関するアレなのもあり、これは泣けると話題に



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