曖昧批評

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「軍師官兵衛」第19回「非情の罠」の感想

2014-05-11 23:24:13 | 大河ドラマ
いきなり村重謀反のデカい字幕が表示された。これで裏切りは確定ということで。


光秀と秀吉が揃って説得に行く。村重は信長は信用できんと吐き捨てる。固まる光秀の無表情さが意味深だった。

「新しい世の中」を連呼する秀吉。キミはそういう理想に燃えてるかもしれんが、村重はそうでもないみたいだぞ。官兵衛も誤解してるようだが、誰も彼もが天下統一と新しい世の中を夢見ているわけじゃない。

特に御着の殿なんかは、自己保身しか考えていない。大義を説いたって時間の無駄である。だが、一応は再度官兵衛に同意した。考えてみれば、完全武装状態で公式?に村重に同調してしまってるわけで、今更織田につくわけないのだった。

案の定、単身有岡城に乗り込んだ官兵衛は、鶴太郎が自分を殺すようにと書いた手紙を見せられる。随分動揺していたが、僕も軽くショックを受けた。あの鶴太郎が、こんな策略を弄せるとは、と。官兵衛より策士じゃねえか。

そんなわけで、全50回のうち19回目にしてようやく官兵衛は地下牢に幽閉されたのだった。

信長が、日本刀とは明らかに違う幅広の剣を手入れしていた。装飾がチープだったので、エクスカリバーならぬエクスカリパーって感じのブロードソードだった。


ピエール瀧こと蜂須賀小六が、ねねに「藤吉…」といいかけた。ちょっとわざとらしかった。

桐谷美玲の赤ちゃんが名演技だ。あんなハゲで髭面のおっさんが顔を近づけても泣かない。ハートの強い子だ。

信長の幸若舞がへたくそだった。僕は日本舞踊とかの知識まったくないが、あの舞に色気が全然ないのは分かった。

死期を悟った半兵衛が、自分の後継は官兵衛みたいなことを言ってたが、鶴太郎の策も見破れない官兵衛の知謀は、半兵衛が99としたら60くらいだろう。

有岡城の地下牢は、石の壁と天井の暗い洞窟みたいなのをイメージしていたが、木製だった。天井高かったし、あれじゃ脚は悪くならないんじゃないか。

予告で、官兵衛が三角跳びみたいなことをしていた。あんまり武芸に秀でた男ではなかったはずだが。

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