僕はウン十年以上写真が趣味で、フィルム時代からニコンの一眼レフばかり使ってきたのだが、最近トイカメラ的なもので撮ることが多い。
写真はその時そこでしか見られない風景・光景を記録するのだから正確さがまず第一、と言い切ってきた僕が、なぜかトイカメラ…的なものにはまっている。
発端はカメピのポケデジだった。
「Camera People」
だいぶ前に生産終了してしまった先代のポケデジSQ30の写真と動画を見て、こういう味もいいなあと思ったのである。
たぶん、行きつくところまで来たデジカメに飽きてきてたんだと思う。今のデジカメは、だいたいどれを買ってもきちんと正確な写真が撮れる。後は各メーカーの味付けだが、どうせセンサーはみんなソニー製。一部違うのもあるけど、本当に独自の味わいを求めると、ライカM9とかシグマMerrillとか、そういう方向に行かざるを得ない。コンピューターで設計され、安価な樹脂非球面レンズを多用する今のレンズは、フィルム時代のレンズほど個性がないと僕は思っている。
長くなるので、レンズの話はまた後日。
で、SQ30はたぶん精度の低い適当なプラスチックのレンズか何かと適当な撮像素子で、デジカメでありながらアナログな味わいがある…ように思えたのだ。某ヴィレッジヴァンガードでレジに持って行く寸前までいき、一応冷静になろうとスマホで検索。いろいろと不具合もあると知り、とりあえずその日は撤退。
冷静になって考えると、僕はiPod touchを持っていた。
4代目iPod touchのカメラはパンフォーカスで70万画素(だっけ?)という、トイデジカメも真っ青なスペックだった。普通に撮ってもトイな写真になる。それでいいじゃん。安定しているし、ポケデジと違って巨大な液晶モニターがある。僕はポケデジのことをすっかり忘れ、無数にあるトイカメラアプリで撮り始めた。
「more LOMO」や「Classic Toy」など無料でゲットしたアプリで飽き足らなくなってきたときに出会ったのが、今日から随時紹介していこうとしている有料トイカメラアプリ「Hipstamatic」である。
Hipstamatic公式
レンズ・フィルム・フラッシュの公式説明
このアプリは、普通のトイカメラアプリと違って後から加工ではない。その時撮ったトイ写真だけ。エフェクトはレンズとフィルムとフラッシュを切り替えて設定する。このレンズが非常にいい味に調整されていて、相当にどうでもいいものを撮らない限り、なんだか雰囲気のある写真になるのだ。
1回目の今日は、お気に入りの一つ「G2」レンズの写真を掲載する。G2は緑が飽和するというエフェクトがかかる。木々の葉が黒く濃く沈み、他の色も彩度が落ちながらいい感じに沈む。
写真としてはだめだが、レクサスCT200hの赤のダークさ加減がいい。
G2にしては緑が明るめに出てしまった。作例としては不適だが、空気感が結構好き。
写真はその時そこでしか見られない風景・光景を記録するのだから正確さがまず第一、と言い切ってきた僕が、なぜかトイカメラ…的なものにはまっている。
発端はカメピのポケデジだった。
「Camera People」
だいぶ前に生産終了してしまった先代のポケデジSQ30の写真と動画を見て、こういう味もいいなあと思ったのである。
たぶん、行きつくところまで来たデジカメに飽きてきてたんだと思う。今のデジカメは、だいたいどれを買ってもきちんと正確な写真が撮れる。後は各メーカーの味付けだが、どうせセンサーはみんなソニー製。一部違うのもあるけど、本当に独自の味わいを求めると、ライカM9とかシグマMerrillとか、そういう方向に行かざるを得ない。コンピューターで設計され、安価な樹脂非球面レンズを多用する今のレンズは、フィルム時代のレンズほど個性がないと僕は思っている。
長くなるので、レンズの話はまた後日。
で、SQ30はたぶん精度の低い適当なプラスチックのレンズか何かと適当な撮像素子で、デジカメでありながらアナログな味わいがある…ように思えたのだ。某ヴィレッジヴァンガードでレジに持って行く寸前までいき、一応冷静になろうとスマホで検索。いろいろと不具合もあると知り、とりあえずその日は撤退。
冷静になって考えると、僕はiPod touchを持っていた。
4代目iPod touchのカメラはパンフォーカスで70万画素(だっけ?)という、トイデジカメも真っ青なスペックだった。普通に撮ってもトイな写真になる。それでいいじゃん。安定しているし、ポケデジと違って巨大な液晶モニターがある。僕はポケデジのことをすっかり忘れ、無数にあるトイカメラアプリで撮り始めた。
「more LOMO」や「Classic Toy」など無料でゲットしたアプリで飽き足らなくなってきたときに出会ったのが、今日から随時紹介していこうとしている有料トイカメラアプリ「Hipstamatic」である。
Hipstamatic公式
レンズ・フィルム・フラッシュの公式説明
このアプリは、普通のトイカメラアプリと違って後から加工ではない。その時撮ったトイ写真だけ。エフェクトはレンズとフィルムとフラッシュを切り替えて設定する。このレンズが非常にいい味に調整されていて、相当にどうでもいいものを撮らない限り、なんだか雰囲気のある写真になるのだ。
1回目の今日は、お気に入りの一つ「G2」レンズの写真を掲載する。G2は緑が飽和するというエフェクトがかかる。木々の葉が黒く濃く沈み、他の色も彩度が落ちながらいい感じに沈む。
写真としてはだめだが、レクサスCT200hの赤のダークさ加減がいい。
G2にしては緑が明るめに出てしまった。作例としては不適だが、空気感が結構好き。