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森羅万象 ~ 歩く印象派

転落でけがの可能性 韓国岳遭難の小5、死因は低体温症

2009年11月03日 07時24分50秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
2009年11月2日23時34分 asahi com

 宮崎、鹿児島県境の韓国(からくに)岳(1700メートル)で10月31日に家族と登山中に行方不明になり、2日に8合目付近の沢で発見された宮崎市の小学5年の男児(11)は、心肺停止の状態で宮崎県の防災ヘリコプターで同県小林市の病院へ搬送され、同日午後3時12分に死亡が確認された。宮崎県警などによると、死因は低体温症で、死亡推定時刻は1日未明から早朝にかけてとみられる。

 男児は、宮崎市大坪西2丁目、同市職員宮田康史(こうじ)さん(40)の長男、将希(まさき)君。遺体の頭部に外傷があったことから、同県警は、将希君が斜面を転落した際にけがをして歩けなくなった可能性もあるとみて調べている。

 2日は午前7時半から県警えびの署や地元消防団、陸上自衛隊などが約1200人態勢で捜索した。同署などによると、午後0時26分、将希君は大浪池近くの避難小屋から山頂に向けて約500メートル上った登山道を150メートルほどそれた枯れ沢(高さ約3~6メートル)で発見された。額などに傷を負い、仰向けに横たわっていて、すでに心肺停止の状態だったという。

 同署や関係者らによると、将希君は31日午前11時20分ごろ、両親と祖父、妹の5人でえびの市のえびの高原側から山に登った。将希君は2合目付近で「先に行くね」と言い、1人で進んだまま行方が分からなくなっていた。


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