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新燃岳と桜島「噴火の懸念」 火山噴火予知連絡会

2011年10月11日 22時45分36秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)

朝日COM2011年10月11日20時53分

 気象庁の火山噴火予知連絡会は11日、全国の火山活動について、九州の新燃岳と桜島で、今後、噴火活動が活発化する懸念があるとする現状報告をまとめた。新燃岳と桜島は現在、入山規制が行われる噴火警戒レベル3になっている。

 新燃岳は、1月下旬から本格的な噴火が始まり、その後も噴火を繰り返している。同庁は全地球測位システム(GPS)を使って周辺の観測を継続。新燃岳の 北西数キロメートルの地下にあるマグマだまりが、1月から2月1日にかけての噴火後に急激に縮んだものの、その後膨張を続けていることが分かっている。

 同会によると、地下のマグマだまりには、噴火で放出された量の半分以上のマグマが、新たに供給されていると見られる。そのため、今後爆発的な噴火の可能性があり、噴石や降灰などへの警戒が必要だという。

 一方、桜島の昭和火口では、爆発的なものも含めた噴火の回数が6月の45回から9月には204回へと増加。今後マグマの供給量が増え、さらに噴火活動が活発になる可能性もあり、噴石や火砕流に警戒が必要という。



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