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森羅万象 ~ 歩く印象派

央アルプスで雪崩 意識不明の男性、現場に残る

2008年02月10日 06時34分22秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
2008年02月10日00時11分朝日COM

 9日午後4時45分ごろ、長野県宮田村の中央アルプス千畳敷カールで、稜線(りょうせん)に向けて登っていた男女3人が雪崩に巻き込まれた。2人は自力で脱出して近くのホテルにたどりついたが、岡山市西大寺中野の会社役員塩田卓夫さん(67)が頭から出血し、意識不明の状態で現場に残されているという。当時は吹雪で、新雪が積もっていたという。県警は10日、天候の回復を待ってヘリコプターで捜索する予定。

 駒ケ根署によると、塩田さんは日本山岳写真協会のメンバー5人と9日午後、駒ケ岳ロープウェイで入山。終点にあるホテル千畳敷から3人ずつ2グループに分かれ、宝剣岳(2931メートル)北側の稜線にある宝剣山荘へ向かう途中、雪崩に巻き込まれたという。

 自力で脱出した2人は打撲傷を負って衰弱。午後5時20分ごろ、同ホテルに「1人が遭難し、意識がない」と電話連絡した後、午後7時過ぎに同ホテルまで下りてきたという。

 同ホテルによると、9日午前時点のホテル付近の積雪は3.4メートルで、新雪が降り続いていた。


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